インデックス投資でアーリーリタイア

2021年長年勤めた会社を40代でアーリーリタイア。大阪を拠点によしもとお笑いライブ観覧と阪神タイガース応援と旅中心ライフ。インデックス投資歴18年目。

無職は部屋を借りれるのか?大阪移住を目指す旅路その7

 

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皆様、こんにちは。

ハンチングで御座います。

無職は部屋を借りれるのか?大阪移住を目指す旅路その1 - FIREでタイ移住

無職は部屋を借りれるのか?大阪移住を目指す旅路その2 - FIREでタイ移住

無職は部屋を借りれるのか?大阪移住を目指す旅路その3 - FIREでタイ移住

無職は部屋を借りれるのか?大阪移住を目指す旅路その4 - FIREでタイ移住

無職は部屋を借りれるのか?大阪移住を目指す旅路その5 - FIREでタイ移住

無職は部屋を借りれるのか?大阪移住を目指す旅路その6 - FIREでタイ移住

「物件C、タッチの差で他の不動産屋から申し込み入りました。。」

不動産屋のスタッフはそう言って天を仰いだ。

僕が内覧している間に、やはり僕と同じく内覧していたであろう他の方から申し込みが入ったことで物件Cを借りる事が出来ぬ事態となった。

途方に暮れる。。

これは一旦、宿に帰って仕切り直しとしようかと思ったその時。

 

スタッフ

あっ、、物件Cの別の部屋なんですが、先程内覧行く前は無かったのですが、1部屋キャンセルが出てますね。。

 

ハンチング

えっ、本当ですか?さっき内覧した部屋と間取りは一緒ですか?

 

スタッフ

いえ、こちらの部屋は少し狭くなってしまうのですが、ただ家賃が4千円ほど安くなります。

 

ここで一旦、物件を振り返る。

物件B(玄関のごみ置き場に難があるがキープしてる物件)

家賃(管理費込み):7.2万

部屋の広さ:27㎡

駅徒歩分:4分以内

築年数:18年

建築構造:鉄筋系

リビングの広さは8.5畳。

物件C(先程内覧したがタッチの差で逃した物件)

家賃(管理費込み):6.8万

部屋の広さ:26㎡

駅徒歩分:2分以内

築年数:15年

建築構造:鉄筋系

リビングの広さは7.5畳

物件D(物件Cと同じマンションの別の部屋)

家賃(管理費込み):6.4万

部屋の広さ:24㎡

駅徒歩分:2分以内

築年数:15年

建築構造:鉄筋系

リビングの広さは7.3畳

物件D

先程、内覧した物件と同じマンションなのだが、部屋が少し狭くなり階層が、1階下がる。だけど家賃は4千円安くなるという。

どうしようか。

物件Dで良い気がしているのだけれど、正直に言うと自分の目で部屋の広さを確認しておきたい。

しかしながら、今さっきその物件から帰って来たばかりなわけで「もう一度行きたい」というのもなんだか申し訳ない気もする。

時計を見ると19時を回っていた。

 

「もう一度、見に行きましょうか?」

僕の顔色から心情を察してくれたのかスタッフから救いの一声がかかった。

僕たちはもう一度先程、見に行った物件へ向かった。

玄関を開けると当たり前のように暗い。

ブレーカーを入れると先程とは打って変わってなんと電気が付かないではないか。

ここから人生初の懐中電灯内覧が始まった。

お風呂、トイレ、独立洗面台、洗濯機置き場、クローゼットは先程見た部屋と全く同じものが付いてるのは分かった。

いきなり懐中電灯内覧だと面を食らっただろうが、先程明るい部屋で一通り見て来てもいたので設備を確認するだけで良かった。

部屋の広さは。。。

やはり先程の部屋と比べると一回り小さい印象を受ける。

だが7.3畳という広さは、一人暮らしとしてはそれなりの広さでもある。

加えて立地条件を考えると家賃6.4万というこの物件Dを得られるのであれば、それは望外な結果でもある。

再び不動産屋へ戻り、まずはこの部屋を押さえて貰う。

 

スタッフ

ではまず保証会社の審査を申し込みましょう。

 

この段になって初めて「物件Bと同じ保証会社だったらどうしよう」ということが頭を過った。

前の不動産屋には「正式契約前であればキャンセルは出来ます」とは聞いているが、それをわざわざ保証会社までは連絡はしていないだろう。

同じ人間が言わばダブルブッキングめいた形で審査を申し込んだとしたら。。。

 

スタッフ

今回の保証会社は○○です。

 

違う会社だった。

吹き出した汗が引いて行く。

しかしそうなると逆に今回の審査大丈夫だろうかというもう一つの重みがある心配事も浮上してくるのである。

前回同様、無職という負のワードには一切触れずに「職業:個人投資家」で押し通すのだ。

「分かりました。審査結果は早ければ明日にでもお知らせできると思います」

時計の針は20時を回っていた。

帰路。

1人煌びやかな大阪の夜の街を歩く。

華やかな街並とは裏腹に、僕の心は期待と不安で揺れていた。

つづく。

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