ハンチングの日乗

2021年長年勤めた会社を40代でアーリーリタイアしてタイと大阪2拠点生活。趣味である旅とお笑いライブを楽しみながら生きる。

マイポートフォリオforFIREタイ移住

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世界株式

楽天全米株式インデックスファンド(楽天VTI)

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)

現金

日本円で普通預金口座にて保持(楽天銀行マネーブリッジ)

 

解説

FIREタイ移住を実現させる為のポートフォリオはとてもシンプルです。

株式としては楽天VTI、eMAXIS Slimオールカントリーに投資します。

楽天VTIはアメリカ市場に上場している約4000銘柄を対象にしたファンドで米国市場を丸ごと買うようなものです。もうひとつのeMAXIS Slimオールカントリーは全世界に上場している約3000銘柄を対象にしたファンドでこちらは全世界市場をまるごと買うようなものとなります。

ここで少しだけ株式市場の長い歴史を振り返ってみます。

以下のデータは1801年に各資産を1ドル購入したら200年後にいくらになったかを表してます。

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出典:株式投資の未来

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結果は株式の圧勝で200年で59万7485倍。

私のポートフォリオが全資産の75%を株式に向けている理由がここにあります。

株式は長期にわたって最もリターンが高く、インフレヘッジにもなり資産を増やしてくれます。

そして現金。

現金は定期的に発生する生活費をまかない、緊急時の対応にも役立ちます。そして株式の激しい変動をならしてくれる効果がありポートフォリオの安定性に寄与します。

一方で現金を保有し続けているとインフレの影響で価値が毀損してゆき200年で93%の価値が失われるという側面もあります。上記は米ドルのグラフですがインフレで現金の価値が毀損するのは日本円も同じです。ですので現金保有は25%までにとどめポートフォリオの安定と日々の生活費を捻出する役目を期待します。

また現金はタイバーツではなく日本円で保持します。なぜタイバーツではなく日本円なのかはFIREタイ移住を持続させる為に大事なポイントでこれは別記事で書きたいと思います。

以上で全てです。

FIREタイ移住を実現させるための道具は2つのインデックスファンドと現金だけです。

資産を増やし、インフレに備える部分を株式が担う。デフレに備え日常的な生活費と緊急時への備えを現金が担う。株式はコストが安いインデックスファンドのみで構成し、米国を中心とした世界中の株式に分散投資します。

2006年にインデックス投資を始めてから、ポートフォリオも少しづつ変化してゆきました。債券やREITやゴールドを加えた時期もありましたが、最終的にシンプルなポートフォリオに辿り着きました。

理由としては、インデックス投資を16年間続けてきて、このシンプルなポートフォリオを打ち負かすことが非常に難しいという事実を学んだからです。

私はこのポートフォリオでFIREタイ移住を実現します。

またブログカテゴリーに新たに『研究・FIREタイ移住』を設けました。今後ここでFIREタイ移住について研究してゆきます。