FIREでタイ移住

2021年5月に長年勤めた会社を退職しました。タイへ移住します。インデックス投資毎月積立で平凡な年収でもタイ移住を実現したい。

月曜朝のマクドナルドとそれぞれの人生

McDonald's

皆様、こんにちは。

ハンチングで御座います。

FIRE達成後、初めての月曜日を迎えた。

午前5時に起床し雲の合間から時折、顔を見せる陽光を浴びながら公園をのんびり散歩した。

帰宅後、熱いシャワーを浴びて心も体もスッキリしたあとは朝食の時間。

トーストにスライスチーズをのせてトースターを温める。

チーズにほんのり焦げ目がつくのを横目で眺めながら、大き目のマグカップに熱い紅茶をたっぷり注ぐ。

朝8時。

バンコクの朝の風景を毎朝1時間ほど生配信してくれるYoutubeを見ながらゆったりと朝食を楽しむ。

在職中の朝の時間というのは、前日の仕事の疲れを取るためにギリギリまで寝ていて、そこから出勤時間に追われ慌ただしく朝食を飲み込む毎日だった。

朝の時間がこんなに素晴らしいだなんて全く気づけなかったな。

午前10時、バックにPCと本を詰め込みマクドナルドに向かった。

郊外にあるちょっと大きめの店内に入るとそこには僕の知らないマクドナルドがあった。

週末込み合っている店内が嘘のように落ち着いた空間が広がる。

お客は僕を含めて4人。

スーツに身を包みパソコンをカチャカチャ操っているサラリーマン。

大きな手提げバックから文庫本を取り出し静かに読書を楽しむ主婦。

机一面に求人誌と履歴書を広げ、眉間に皺を寄せながら求職活動に精を出すおじさん。

そして退職後、初めて迎えた月曜日、コーヒー片手に西村賢太の小説の世界に没入する僕。

そういう、それぞれが思い思いに過ごす空間が妙に心地よくて、僕はこの店で、一人でいるような、それでいて名も知らない3人とゆるく繋がっているような、不思議な感覚を抱いた。

何かに束縛されるでもなく、苦しくもなく、寂しくも無い。

僕が僕らしくいられる。

そんな時間をいま過ごしている。

穏やかな月曜日の店内で一瞬、交わり合った4人は、言葉を交わすこともなくまた別々の道を歩む。

それぞれの人生を。