皆様、こんにちは。
ハンチングで御座います。
2021年5月20日に退職する直前に母へ長年勤めた会社を退職しタイ移住したいという意志を告げた。
結句、母と妹達からタイ移住を反対されることになったのはこの記事に書いた通りだ。
「1年位したら日本に帰って来てほしい」
そう言われた時は、タイ移住という目標に向けて、理不尽な仕事に歯を食いしばり、屈辱にまみれ、泥水をすすりながら、長年頑張って来た自分の努力が、たった一言でふいにされたような。
そんな、やるせない気持ちになり落ち込んだ。
ただその日から2週間ほど過ぎ、少し冷静に考えれるようになると、親や家族からすれば日本にいて欲しいと思う感情は当たり前のことだと思えるようになってきた。
それと僕の頭の中に浮かんだもう一つの思い。
僕より先に海外移住を実現した先人の日本人の方々。
彼らは家族と、どう折り合いをつけて移住を実現したのだろうか。
家族に「海外移住したい」と伝えた時、その時家族は本人に何と言ったのか。
「よく言った、海外移住頑張ってこい」と、諸手を挙げて歓迎する家族がそんなにいるのだろうか。
今の日本に。
僕はとてもそうは思えなかった。
きっと大なり小なりの反対意見を浴びせられながらも、最後は自分の意志を貫いて海を渡っていったのではないのか。
僕が家族の意見を尊重し、タイ移住を諦めるという生き方を選ぶことも出来る。
家族は安心するだろう。
だけど、自分が歳を取って、体の自由がきかなくなった人生の最終盤に「あの時、タイに行っておけばよかった」と思う心情はどれだけ無念なことだろうか。
気付けばもう40代。
家族の意志を優先し、自分の本当にやりたい生き方を後回しにするには、ちょっと歳を取り過ぎた。
自分の気持ちを押し殺し、自分を騙して、生きて行くことは出来ない。
人生一度きり。
最後は自分が一番やりたいことを実現したい。
タイ移住を実現させます。
僕が僕らしくいられるように。