皆様、こんにちは。
ハンチングで御座います。
釣り物件で出鼻を挫かれたが、実際に問い合わせれば釣り物件かそうではないかは明白に判別も付くものなので恐れることもない。
気を取り直して一人作戦会議。
大阪に1ヶ月も滞在して足が棒になるほど街を歩き回り、物件もローラー作戦めいた形で隅から隅まで探し尽くしているわけなので、他にもいいなと思える物件は頭の中にいくつかリストアップしてある。
中でも気になるのが物件B。
家賃(管理費込み):7.2万
部屋の広さ:27㎡
駅徒歩分:4分以内
築年数:18年
建築構造:鉄筋系
リビングの広さは8.5畳。
洗濯機置き場にもゆとりがあり僕のドラム式も設置出来そうな広さを有している。
立地も大阪の中心と言っても過言ではない好立地。
空室であることを祈りつつ不動産屋の門を叩いた。
対応してくれたのはハキハキとした口調が印象に残る30歳前後と思しき男性スタッフだった。
ハンチング
サイト見て伺ったのですが物件Bはまだ空きありますか?
スタッフ
物件Bですね。確認します。
待つ事3分。
スタッフ
物件Bはすでに入居者が決まってますね。。
ハンチング
あー、そうですか。。
スタッフ
ちょっと待ってください。まだサイトには掲載されてないのですが同じ物件Bで別の部屋が空く予定がありますね。家賃も全く同じ7.2万ですね。ただ入居時期が不明なので確認が必要です。恐らくちょっと先になるかと思いますが。
スタッフから大家さんへ連絡を入れて貰って判明した事だが、この部屋はまだ賃貸中で、その方は2月25日に退去の意志を示しているとのこと。
但し、家賃が会社負担なのかもしれないが、何故か3月末分まで家賃を払うらしく「2月25日に退去するとは言っているがそれが遅れても家賃を払ってる以上、大家側からは何も言えない」というのである。
加えて室内の状態も退去してみなければ確認しようもなく、何もなければ2週間程度で入居可能なのだが、万が一大掛かりなリフォームを要する場合、もっとかかるだろうと言う。
つまり、入居は最短3月上旬、遅いと4月下旬まで覚悟していて欲しいということである。
これは迷う。
別にサラリーマンではないのだから4月1日までにどうしても引っ越しを完了せねばならぬというわけではない。
日程に融通は効く。
迷っている僕にスタッフからひとつの提案が出された。
スタッフ
とりあえず審査だけ通してみましょうか?
現状、契約日が判明しない。
なので正式な契約は結べない。
だけど物件をキープした状態で先に審査にかける事は出来ると言う。
大家さんとしても3月末まで家賃は入って来ることが確定しているので、正式契約を結ぶ前の早い段階でのキャンセルならば大丈夫と言う。
なのでとりあえず審査を通してみませんか?
無職最大の関門。
審査。
僕はその審査を受けて見る事にした。
つづく。