皆様、こんにちは。
ハンチングで御座います。
FIREやセミリタイア界隈で時折話題になる「無職は部屋を借りれるのか?」
その疑問に今日終止符を打つ。
最終結論。
無職でも部屋を借りれます!
家賃2万円台の大阪のマンションを3部屋内覧した感想 - FIREでタイ移住
家賃2万円台のマンションを内覧した記事。
その時に担当してくれた30歳位とおぼしき男性スタッフ。
3件内覧を回る移動時間に不動産業界の色々な内情を雑談の中で教えてくれた。
今回の不動産屋は大阪でも低価格帯の物件を多く取り扱っている。
そうなると無職、高齢者、外国人、はたまた入院していた病院から逃げ出して来た人、等々色んな事情を抱えた人々が部屋を借りに来るという。
この不動産屋には条件的に無職よりも厳しいと思われる方達も来る。
ならば僕がもっとも気になったのは「どうやっても保証会社の審査に通ることが出来ずに部屋を借りれなかった人は居るのか?」ということ。
その答えは。
「居ないですね」だった。
僕が大阪の泉佐野市で部屋探しをした時の様に「この物件は大家さんの意向で無職の方には部屋を貸さない」と言われることはある。
そういうケースもあるが大半は無職であっても「通帳の預金残高」で通せるという。
これであれば将来FIREやセミリタイアを達成して部屋探しをする人であれば、少なくとも数百万の預金残高を示せるであろうから問題ないだろう。
通帳の預金残高でも無理なケースは?
その場合は、派遣会社に登録することで審査を通せる事もあるという。
派遣会社の登録でも無理なケースは?
その場合は、審査を通すための奥の手も用意されているようだった。
その裏技的な方法を具体的に記事に書くのは控えるが、まあ要は審査を通す手段は色々あるということだ。
その流れで大阪泉佐野市の不動産屋で無職であることを理由に1度断られたことがあると言うと。
「それは不動産屋が悪いです。お客さんの審査を如何にして通すかが我々の仕事です」という言が返って来る。
僕はこの機会に色々と質問をぶつけてみた。
高齢者は部屋を借りにくくなるのか?
75歳を超えると入居を嫌がる大家が増えてくる印象はあるが、探せば入居は出来ます。
外国人は部屋探しに苦労する?
物件は限られては来るが、入居は出来ます。
生活保護受給者は部屋探しに苦労する?
ある意味で定期収入があるという見方も出来るので意外と大丈夫です。
いずれの場合も、確かに第一希望。
大家さんの意向でこちらが臨んだ物件に有り付けぬ場合もあるにはあるが、そういう場合は別の物件を、別の保証会社を。
またこの不動産屋に関しては自社物件を保有しているので、そちらであれば審査自体が緩いので、希望した物件にことごとく断られたとしても自社物件が最後の砦となる。
つまりA不動産へ行って断られたならばB不動産へそれでもダメならC不動産へと渡り歩いて行けばその内、自社物件を有する不動産屋へたどり着くだろうから、やはりどうやっても借りれないという事態は起こりえない。
高齢者も、外国人も、生活保護受給者も部屋を借りれる。
ましてや、ある程度の預金残高を有しているであろうFIRE、セミリタイア民であれば「無職で部屋を借りれない」という心配は無用だ。
無職になってこの1年、何件もの不動産屋へ足を運び実際に部屋探しをした経験を踏まえて、以下の点を心がければFIRE、セミリタイア民でもより部屋を借りやすくなるだろう。
・無職と名乗らない
無職は印象が良くない。泉佐野では部屋を借りれなかった一件以来、僕は「個人投資家」で貫いている。しっくりくるネーミングが他にあればそのカテゴリーを名乗っても良いだろう。
・移住する都市がすでに確定してるなら在職中に契約を
無職でも部屋を借りれるが、大家さん次第で断られる場合もある。「第一希望のこの部屋に住みたい」という気持ちが強いのなら安全策で在職中に最後の有給休暇を投下しその間に契約を。
これ位だろうか。
逆に言うとこれ位しか思い当たらない。
FIRE、セミリタイアを目指している読者の皆様。
安心してくれ。
最終結論。
無職でも部屋を借りれます。