皆様、こんにちは。
タイ移住ビザ難民の者です。
タイは50歳以上であればリタイアメントビザを取得する事が出来る。
取得条件の詳しい詳細説明は省くけれど、50歳以上でタイの銀行口座に80万バーツ(約270万)あれば取得可能となっている。
しかし、ちょっと通常とは異なる方法とはなるが、80万バーツの貯金が無くてもリタイアメントビザを取得する方法はあるのだが、そのメリット、デメリットを指摘したのが前回の記事となる。
タイのリタイアメントビザ80万バーツ貯金無しで取得する光と影 - FIREでタイ移住
僕は正規のビザでタイ移住を目指す。
今回はコロナ禍の今、正規のステップを踏んた上での80万バーツ貯金有りリタイアメントビザ取得について考察してゆく。
タイの銀行口座を持っていない人がコロナ禍で80万バーツ貯金有りのリタイアメントビザを新規取得するステップ
タイのリタイアメントビザは、50歳以上でタイの銀行口座に80万バーツ(約270万)あれば取得可能となっている。
今回、現地在住のビザに精通される方からもお話を聞き、先人の日本人移住者からの情報を中心に深掘りして検証した結果、以下のステップが必要と判明した。
コロナ禍でのリタイアメントビザ取得ステップはこうだ。
1,270万(80万バーツ相当)の現金を持ってノービザでタイ入国
2,コンドミニアムorアパートを契約し賃貸契約書(銀行口座開設に必要)を得る。
3,270万をバーツに両替で80万バーツを確保する。
4,銀行口座を開設したいがノービザでは開設不可能なので、業者に依頼して口座開設する。費用は5千バーツ前後。
5,タイの銀行口座に80万バーツ入金する。
6,80万バーツの貯金を3か月間維持(2021年9月現在、貯金3ヶ月維持しないとリタイアメントビザ申請不可)
7,ノービザ入国45日の期限が切れるので、イミグレへ赴き30日の延長申請する。
8,ノービザ入国45日+30日の期限が切れるので、イミグレへ赴き60日の延長申請(2021年9月現在コロナ特例で60日延長可能)する。
9,タイ入国45日+30日+60日。これでようやく80万バーツ貯金3ヶ月維持をクリア。
10,タイ国内のイミグレでリタイアメントビザを申請
11,3ヶ月有効のリタイアメントビザを取得
12,3か月後、もう一度タイ国内のイミグレでリタイアメントビザを申請
13,1年有効のリタイアメントビザを取得
14,その後は1年更新をずっと続けてゆく
以上となる。
80万バーツの貯金をタイの銀行口座に3か月間維持しないとリタイアメントビザ申請不可
現地在住のビザに精通される方からもお話を聞き、先人の日本人移住者からの情報を中心に深掘りして検証した結果、2021年9月現在このルールが厳格化している。
タイ入国後、タイの銀行に口座を作り80万バーツ入金まで何とか漕ぎつけたとする。
だが、ここから3ヶ月もの間、待たねばならぬのだ。
コロナ禍以前であれば、その間、日本へ帰国する或いは、隣国にビザランついでに旅に出るなど3か月間を如何様にもやり過ごせたはずだが、今はそうは行かない。
その3か月間はタイに滞在し続けることになるわけだが、ノービザは45日までなのでイミグレで延長申請を2度繰り返してやり過ごすしかない。
また、もう一つの壁として立ちはだかるのが「銀行口座開設」である。
ノービザでタイの銀行口座は開設出来ない。
いや、厳密に言うと、ひとつだけ開設可能な口座がある。
クルンシィ銀行の非居住者口座(NRBA:Non Resident baht Account)だ。
普通の口座と違って、金利が付かない、振りこみ不可、外国送金不可などの色々と制限がある非居住者向け口座。
これであれば旅行者でも開設可能。
そしてこの口座は僕も2019年の旅の途中にバンコクのプロンポンにあるショッピングモール、エムクオーティエ支店で作成した。
理由は将来リタイアメントビザ取得の際に利用するかもしれないからだ。
だが、今回リタイアメントビザ取得を調べて行く内に、残念な事実が判明した。
クルンシィ銀行の非居住者口座に80万バーツ入金してもリタイアメントビザ取得出来ない(かもしれない)
*注:この件、改めてクルンシー銀行に問い合わせ中。明日記事にします。
現地のビザに詳しい方に伺ったのだが、正式な口座ではないからなのだと思うが、無理かもしれないという回答だった。
僕は一体なんの為にこの口座を作ったのだろうか。。。
ということで、コロナ禍の今、僕がリタイアメントビザ取得すようとすると、どうしたって上記に挙げた14ステップを踏まねばならぬ事実に直面した。
この件について、クルンシー銀行に問い合わせたのだが、非居住者口座でリタイアメントビザを申請した前例が無いのか詳細は分からなかった。
リタイアメントビザ取得したいがタイの銀行口座を開設出来ない問題
リタイアメントビザでタイに住んでいらっしゃる先人の日本人は多く居る。
何故、銀行口座開設出来ない問題があまり聞こえてこないのかと言うと、今から10年前位のタイは旅行者でも簡単に口座を開設出来たからに他ならない。
つまり今、50代より上の世代は「すでにタイの銀行口座を開いていた状態でリタイアメントビザを取得していた」からである。
ただ時代の流れと共に旅行者がタイの銀行口座を開くことが難しくなってゆく。
そしてタイの銀行口座を持てないまま、50歳を迎える。
その第一世代が今40代後半を迎えたタイ移住を目指す日本人なのだ。
もちろん僕もそこに含まれている。
いくらネットで解決策を探しても答えが出てこないのはここに理由が集約されている。
なぜなら先人の日本人はすでにタイの銀行口座を持っていたのだから、この問題に悩むことなんてなかったのだから。
結句、我々はこの面倒な14ステップを踏んでのリタイアメントビザ取得。
または。
タイランドエリート。
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この2択からタイ移住を探って行くことになる。