将来リタイアメントビザでタイ移住を目指している、又は年に数回タイ旅行へ行くリピーターにとってあると便利な物。
それはタイの銀行口座である。
特に将来タイでリタイアメントビザ取得し移住を考えている方にとってはビザ取得条件である『タイの銀行口座に８０万バーツ以上の預金』が必要なため口座開設は必須条件である。
私のブログ読者の中には将来リタイアメントビザを取得しタイ移住を考えている方も居るということで2023年9月21日にバンコクにあるクルンシー銀行プロンポン支店にてタイ旅行者でも開設可能なクルンシー銀行の非居住者口座の必要書類を確認しておこうと支店に赴くと『非居住者口座はもう開設出来なくなった』と告げられた。
もう非居住者口座自体が無くなったとのこと。
今はレジデンス口座しかありませんとのことだった。
2023年6月に支店を訪れた際はまだ非居住者口座が存在していたのを確認しているのでこの３ヶ月の間に消滅したことになる。
これからリタイアメントビザ取得したい人は一体どうすれば良いのか？
その問いには『ケースバイケースになる』という玉虫色の答えが返ってきた。
そのスタッフの様子から感じたのは『数年先の将来リタイアメントビザを取得予定なので早めに口座だけ開設しておきたい』という理由では無理と感じた。
『今月からタイ移住したいので来ました口座開設したいです』ならばもしかしたらスタッフが言うケースバイケースに当たるのかもしれないがはっきりしたことまでは分からない。
ではタイで旅行者が銀行口座を開設する術は残されていないのかといえば僕が知る限り１つだけある。
パタヤのバンコク銀行なら旅行者でも口座開設可能
代行業者（オールパタヤ）に依頼する形で口座開設可能。
こちらはクルンシー銀行の非居住者口座（色々と制限がある）とは違い、普通口座なのでQRコード決済で屋台やレストランで買い物出来たりと旅行者でも口座があればかなり便利。
但し2023年4月1日にタイ国内法改定があった。
タイ国内の法改正があり、「外国人が銀行口座開設を行う場合、パスポート上の滞在期限が30日以上あること」と云う新たな規制が追加されました。「ビザなし（ノービザ）」でご入国の場合、入国当日の朝10時に弊社オフィスまでご来店をお願いする厳しいスケジュールとなりますのでご留意下さい。
つまり日本人のノービザ滞在期限は30日しかないので、短期旅行者の場合なんと入国初日しか口座開設のチャンスは無い。
よって以下のようなタイトなスケジュールを乗り切らなければならない。
外国人が銀行口座開設を行う場合、パスポート上の滞在期限が30日以上あること」の条件をクリアするには、3つの方法があります。
1. 「ノービザ」で訪タイ
入国当日の朝10時に弊社のグループ会社である「オールパタヤ」の事務所までご来店していただく必要があります。深夜便でタイにご到着後00:01～07:00頃に「入管」を通過、その足でパタヤまで移動してください。
2. 「ノービザ」で訪タイし「30日延長」手続き予定
入国後9日目（残り21日）以降に、VISAの「30日延長」手続きを行います。入国初日の厳しいスケジュールを避けられ、最短11日間の滞在で「銀行口座」を開設できます。
3. 日本（タイ以外の国）で「観光ビザ」を取得し訪タイ
「在日タイ王国大使館」で「観光ビザ（60日滞在可能）」を取得し訪タイ。滞在前半の期間であれば「銀行口座」を開設できます。
例外. 「リタイアメントビザ」と同時に銀行口座開設
新ルール「滞在期限30日以上」の適用外となります。「リタイアメントビザ」取得のスケジュールに則り、「銀行口座」の開設をします。詳しくは「リタイアメントビザ」のページをご参照ください。
＊オールパタヤHPより引用
流れとしては。
１、事前にオールパタヤと連絡を取り来店日時予約と必要書類（国際運転免許証等）を確認。
２、タイの入管を00:01〜7:00頃に通過出来る航空券を予約。
３、タイの空港到着し入管通過したらすぐにタクシーでパタヤへ直行。
４、午前10時にオールパタヤのオフィスへ
こんな感じのスケジュールになる。
タイ旅行者の銀行口座開設は年々厳しさを増してきている。リタイメントビザ取得直前に業者にお願いすることも今は可能ではある。
ただそれもいつまで可能なのか分からないので将来リタイアメントビザでタイ移住を検討されている方は早めに口座開設だけでも完了させておくことをお勧めしたい。
最後に私はオールパタヤの回し者ではなく何も頂いてないことを付け加えておく。
K2さんが銀行口座開設を詳しく説明している最新動画があります。
非常に参考になるので紹介しておきます。
