インデックス投資でアーリーリタイア

2021年長年勤めた会社を40代でアーリーリタイア。大阪を拠点によしもとお笑いライブ観覧と阪神タイガース応援と旅中心ライフ。インデックス投資歴18年目。

コロナ禍でタイのリタイアメントビザ取得する際の見逃せない1つのリスク

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皆様、こんにちは。

コロナ禍でのタイのリタイアメントビザ取得のややこしさに困惑してる者です。

前回の記事で、タイの銀行口座を持ってない人がコロナ禍で80万バーツ貯金有りのリタイアメントビザを新規取得する15ステップを紹介した。

しかし、その記事を書いている途中で、このステップには見えにくい、ある1つのリスクが潜んでいることに気付いてしまった。

コロナ禍で正規の方法でリタイアメントビザ取得がこんなにも大変だなんて。

まずはその15ステップを見て欲しい。

赤文字で書いている部分が今回、新に気付いたリスクの部分である。

 

 

 

タイの銀行口座を持っていない人がコロナ禍で80万バーツ貯金有りのリタイアメントビザを新規取得するステップ

1,270万(80万バーツ相当)の現金を持ってノービザでタイ入国

2,コンドミニアムorアパートを1年以上の期間で契約し賃貸契約書(銀行口座開設に必要)を得る。

3,270万をバーツに両替で80万バーツを確保する。

4,クルンシー銀行エムクオーティエ支店へ直接赴き、ノービザで普通の口座開設出来るか確認する

5,クルンシー銀行エムクオーティエ支店で断られた場合は、業者に依頼して口座開設する。費用は5千バーツ前後。

6,タイの銀行口座に80万バーツ入金する。

7,80万バーツの貯金を3か月間維持(2021年現在、貯金3ヶ月維持しないとリタイアメントビザ申請不可)

8,ノービザ入国45日の期限が切れるので、イミグレへ赴き30日の延長申請する。

9,ノービザ入国45日+30日の期限が切れるので、イミグレへ赴きCOVIT-VIZA60Daysの延長申請する。

10,タイ入国45日+30日+60日。これでようやく80万バーツ貯金3ヶ月維持をクリア。

11,タイ国内のイミグレでリタイアメントビザを申請

12,3ヶ月有効のリタイアメントビザを取得

13,3か月後、もう一度タイ国内のイミグレでリタイアメントビザを申請

14,1年有効のリタイアメントビザを取得

15,その後は1年更新をずっと続けてゆく

以上となる。

問題となるのはステップ9である。

80万バーツの貯金を3か月間維持する為に、ノービザでタイ入国後、イミグレに行き延長申請を繰り返している。

ノービザでのタイ入国は最初45日間の滞在が認められる。

その後イミグレで延長申請することでさらに30日間の滞在が認められる。

ここまでで75日間。

まだ3ヶ月に達してない為、もう一度イミグレで延長申請することになるのだけど、通常の30日間延長申請は1度しか出来ないルールになっている。

その1度はすでに使っている。

なので「COVIT-VIZA60Days」というコロナ禍の中で生まれた特別なビザを利用する必要がある。

ノービザ45日+延長申請30日+COVIT-VIZA60日。

これで80万バーツの貯金を3か月間維持をクリア出来る。

だけど。

タイ入国した後にタイの感染状況が改善しCOVIT-VIZA60Daysがもし途中で打ち切りになったとしたら。。。

ちょっとややこしい事態になってくる。

日本へ帰国するか、隣国へ出国するか、他のビザを取得するかしないといけないことになる。

日本へ帰国するとなれば、タイ出国時のPCR検査があり、日本到着後は自主隔離がある。そこからタイへ再入国するにもまたCOEやらPCRやら余計なコストと面倒な手続きが待っている。

隣国へ出国するか?

そうなると隣国の入国規定を調べるから始まり、タイへ再入国するにもまた余計なコストと面倒な手続きが待っている。

ならば他のビザを取るか?

ノービザ45日+延長申請30日まで来ていて75日間はクリア済みの状態で、あと僅か15日間の時間稼ぎの為にわざわざ仰々しく、手間暇とお金をかけて別のビザを取得するのか。。

タイのリタイアメントビザは80万バーツ貯金が無くても取得出来る術はある。

タイのリタイアメントビザ80万バーツ貯金無しで取得する光と影 - FIREでタイ移住

だけどコロナ禍の中でタイのルールに則り、正規の手順でリタイアメントビザ取得を目指すと、このようなリスクと背中合わせになる。

コロナ以前であれば、ノービザでタイへ来て口座開設し80万バーツ入金、その後一旦日本へ帰国し、3か月後またタイへ来てリタイアメントビザ取得に取り掛かる。

多くの先人の日本人はこの方法を取っている。

また3か月間を隣国で旅行を兼ねたビザランで過ごすことも出来た。

だがコロナ禍で国と国の移動が制限されている中で「80万バーツの貯金を3か月間維持する」というルールが正規の方法でリタイアメントビザ取得を目指す者に重く圧し掛かって来る。

 

 

 

日本国内の三菱UFJ銀行からタイの銀行口座開設出来る?

そんな中、りんたろうさんからこのような情報が寄せられた。

タイのクルンシー銀行は、MUFGの子会社で三菱UFJ銀行では「クルンシィタイ ベネフィットパッケージ」という、日本に居ながらタイのクルンシー銀行の口座を開設するサービスをやっているそうだ。

これはいけるかもと思って詳しく調べてゆくとちょっと気になる注意書きが。

口座仮開設日から90日以内にタイ現地にあるアユタヤ銀行のお取引店にてノンイミグラントビザを提示のうえ、所定のお手続きをとっていただく必要があります。観光ビザまたは到着ビザ(アライバルビザ)によるお申し込みはできません。

ノービザ入国で「リタイアメントビザ取得の為に口座開設したい」という理由ではやはり無理なのだろうか。

この辺は来週、直接MUFGへ電話で確認し、ブログで報告する。

 

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