皆様、こんにちは。
ハンチングで御座います。
タイには50歳以上でタイの銀行へ80万バーツ以上の貯金を条件に取得が出来るリタイアメントビザという制度があります。
このリタイアメントビザ取得条件に保険加入義務化?
という話があったので共有したいと思います。
まずは現状の話。
タイのリタイアメントビザは日本国内でも取得可能ですし、タイ国内でも取得可能。
但し、日本国内で取得をしようとすると保険加入を求められます。
それがタイ国内で取得すると保険加入を求められない。
そのうえ、日本で取得するよりも、手続きも簡素なので、ほとんどの方はタイ国内で取得している。
昨日、youtubeを見ていたら、偶然ある動画を見つけた。
話の内容は、Aさんという60代前半の日本人の方で、パタヤでリタイアメントビザを使って暮らしている方。
2021年5月にリタイアメントビザをタイ国内で更新し、2022年5月までの有効期限。
この間に2021年9月に日本へ一時帰国し、2021年11月にタイへ戻る為に、日本のタイ大使館へCOEの申請をしたそうです。
すると、なんと却下されたというではないですか。
却下の理由は。
加入している保険が条件を満たしていないから。
Aさんはタイ国内の保険に加入していたそうです。
但し、入院のみをカバーする保険。
大使館はそれではダメと言って「入院40万バーツ+外来保険4万バーツ以上をカバーする保険」に加入してないとCOEを発行出来ないと言われたそうです。
結局、Aさんは泣く泣く、入院40万バーツ+外来保険4万バーツをカバーする保険を新に加入してタイへ渡航したとのこと。
Aさんは2022年5月まで有効のビザを持っていて、パスポートにもスタンプが押してあるにもかかわらず「それではダメだ」と後出しジャンケン的に条件を追加されたようです。
これは実際に私が大使館へ確認したわけではありませんし、もしかしたら日本のタイ大使館スタッフの拡大解釈の可能性も無きにしもあらずです。
また11月11日からCOEからタイランドパスに制度変更があり、僕はそちらで入国したばかりですが、タイランドパス取得にはコロナ保険の証書が必要ではありますが、通常の医療保険は求められません。
なので、タイランドパスへ変わった今、リタイアメントビザ取得者がタイ入国したとすれば、Aさんとは違って案外あっさり、入国許可されそうな気はします。
ただ、リタイアメントビザを日本で取得すると保険加入が義務なのに、タイで取得すると義務ではないというのは、制度上、矛盾しています。
今回コロナという世界規模の流行り病が発生したこともあり、いずれ、リタイアメントビザ取得には保険加入義務化は自然な流れだと思います。
最後に、この情報を発信して頂いたヒデヨさんの動画を貼っておきますね。
2021年11月現在、お勧めの保険(コスパ良し)も合わせて紹介されているので参考にして頂けたらと思います。