タイで再び部屋探しをしようと思っている。
今住んでいる部屋は綺麗で家賃も安いわけだがいくつか気になる、、というか辛い点がある。
一番しんどいのがネット環境である。
部屋にはフリーWi-Fiが備え付けられているのだが7Mbpsと遅く接続する度に毎度パスワードの入力を求めら酷く使い勝手が悪い。ただこれに関しては事前にある程度想定していた。はなから期待してなかった。
なのでその対策としてタイの携帯会社TRUEにて月額999バーツ、スピード1000MbpsのアンリミテッドSIMを購めそのSIMをテザリングで使うことで高速ネット環境を築けると目論んでいたのだがこれが全くもって甘かった。
立地、室内環境に左右されるとは思うが、とにかく電波が不安定で、たまさか200Mbps出たかと思えば8Mbpsになったりで安定感がなくちょっと使い物にならぬ感じなのである。
僕の場合サッカーや野球などネットで見る機会が多くなるのだがそういう動きが激しいライブ配信だと時折モザイクがかかったような画質低下であったり最悪画像が止まったりしてだいぶストレスを感じるのである。
現在女子ワールドカップが開催中でFIFA プラスというアプリで連日観戦している。今回の大阪滞在が長い理由が高速ネット環境が整っている大阪の部屋でないと快適に観戦出来ないというのが主な理由だ。
今の部屋に高速インターネットが引けるのかは確認してないがネットだけではなく以下の問題もあるので引っ越してしまいたい。
次にしんどいのが洗濯事情。
部屋に洗濯機はないのでコインを入れて使う共有の洗濯機で洗っているのだが、洗い上がりに毎度、黒くて粘着質のある小汚いカスのようなものが洗濯物にひっついてくるのである。粘着力があるので全部取るのは困難で特に白いバスタオルにくっ付かれると、根がデオドラント気質なだけに酷く落ち込むのである。洗濯する度にテンションが下がるのである。いっそ洗濯機を自前で買おうかとバルコニーを覗いたがコンセント自体なかったのでもうお手上げである。
次にバルコニーからの見晴らし。
部屋探しの際には現地に赴き部屋の中は見させてもらったわけだが当時は僕が今住んでいる部屋には住居人が居て見れなかった。なので同じ間取りの他の部屋を見て決めたわけだが実際に住んでみるとバルコニーの真正面に建築中の建物があり、その部屋のリビングと思しきガラス張りの部屋と顔を合わせる形になっており、いざ人が住み出したら部屋は丸見え状態となるため昼間もカーテンを遮断しておかねばならぬ塩梅なのである。内覧で気づけよと思うのだがどうにもその部分が死角になっていて目視で確認不能だった。
次に家賃節約しすぎたかもしれない。
今住んでいるのは家賃6500バーツ(2.6万)という破格の部屋なわけだが、この部屋を選んだ理由は『大阪とタイの2拠点生活という未知の生活を始めるのだから資金面で出来るだけ安全に事を運びたい』という気持ちがあった。強くあった。
そして実際に初めてみると資金面より重要なのが生活の快適性。まず優先すべきは生活の快適性であってそれを確保するのが大前提でその後に家賃である。ちょっと資金面に気を取られすぎてその辺の優先順位、判断が疎かになっていた。
最後にビザの有効期限と部屋の更新時期。
基本的にタイの賃貸は1年更新で仮に今年の9月に引っ越したとすると来年の9月までの契約となる。来年の9月はちょうどビザの有効期限と合致する。ビザと部屋が同時に期限を迎える来年の9月に2拠点生活を継続するかタイに移住するか大阪に戻るか判断を下すことになるのだがどの選択をしたとしても好都合。
ということで今月タイへ戻ることになるのだが今回は家賃の上限を大幅に上げて改めて『部屋探しシーズン2』を始めたい。