インデックス投資でアーリーリタイア

2021年長年勤めた会社を40代でアーリーリタイア。大阪を拠点によしもとお笑いライブ観覧と阪神タイガース応援と旅中心ライフ。インデックス投資歴18年目。

バンコクの1ヶ月の生活費をシミュレーションする、BTSオンヌット駅編

Bangkok

 皆様、こんばんは。

ハンチングで御座います。

タイの1ヶ月の生活費はいくらになるのか?を深掘りして行くシリーズ。

第1弾。

タイの首都、バンコクの1ヶ月の生活費をシミュレーションする。

まず今回の検証の前提として「生活の質を落とす無理な節約はしない」事にする。

エアコンの無い部屋に住んだり、タイ飯オンリーの生活を選べば、コストは抑えられる。

ただ、私も含め、タイ移住を希望する方々は、貧乏バックパッカーや沈没組のような生活は望んでいないだろう。

なので机上の空論ではなく、もっと現実に目を向けた、日本人がストレスなく快適にタイ移住生活を楽しむ前提で検証して行く。

今回はバンコク、BTSオンヌット駅編としてお届けする。

BTSオンヌット駅とは

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バンコクの繁華街、BTSアソーク駅やプロンポン駅からスクンビット線で4駅ほど東に向かった先にオンヌットはある。

バンコクはBTSの駅で言うとプロンポン~エカマイまでが日本人に人気のエリアで家賃も凄く高い。プラカノンを過ぎた辺りから少しづつ下がり出し、オンヌットでグッと下がる。さらにバンチャーク⇒プナウィティ⇒ウドムスック⇒バンナー⇒ベーリンと進んで行くとなだらかに家賃は下がって行く。今はさらにBTSがベーリンより先に延伸しているのだが住所で言うとベーリンまでがバンコクとなる。

今回は都心にもほど近く、それでいて物価も安くローカル感も味わえる、日本人にも住みやすい街、オンヌットに住んだとしてシミュレーションしたい。

バンコクの1ヶ月の生活費

左がバンコクの生活費でタイバーツで表示している。右が日本円換算だ。

タイバーツは直近5年の平均をとって3.4円で計算している。

例えばバンコクの家賃は9000バーツなので、日本円に直すと9000×3.4=30600円となる。

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■家賃

バンコクは9000バーツ(30600円)のコンドミニアム、BTSオンヌット駅より東のエリアなら比較的築年数が浅めで小奇麗で且つ、駅近、フィットネスジム、プール付きの高層コンドミニアムに住める。

今回はこちらの物件に住んだと想定し試算。

THE BASE SUKHUMVIT77

BTSオンヌット駅から徒歩10分、2013年竣工、38階建て、30平米、プール、フィットネス、バスケットコート、フットサルコート、さらに1階にガーデン、キッズコーナー、セブンイレブン、ランドリーショップ、美容室、タイ料理レストランがある。

敷地内でも、ある程度の生活が完結出来そうなコンドミニアムだ。加えて近くにBIG-Cと言う大型スーパーがあってオンヌット市場と言うローカルマーケットもある。部屋の広さも30平米と言う事で、リビングとキッチンと寝室が独立している。日本の同価格の賃貸アパートと比べると築年数、広さ、ファシリティーの充実、どれをとっても圧勝だろう。因みにプールとフィットネスエリアではwifiが飛んでいて在住者は無料で利用出来る。

また、タイの物件は基本的にテレビ、冷蔵庫、電子レンジ、エアコン、テーブル、ソファー、クローゼット、洗濯機(洗濯機は1階で共有の物件もある)が備え付けられている。家具家電を買い揃える初期費用がほとんど掛からないと言う事も付け加えておく。

実はもうちょっとグレードを落とせばオンヌット界隈には5500バーツ(18700円)のコンドミニアムもあるのだが、今回は生活の質にもこだわっているのでこの辺で。

以下、詳細。

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■電気、ガス、水道代

ガスはタイは不要なので0円。電気代は意外と安くないので日本と同等か気持ち安い位だ。水道代は日本と比べてかなり安い。

 

■散髪代

バンコクで200バーツ(680円)で2ヶ月に一回。

 

■携帯

タイで200バーツ(680円)でアンリミテッドを契約。日本の携帯番号も楽天モバイル、1GB以内なら無料なので0円で維持出来る。

 

■自宅インターネット

バンコクのコンドミニアムで契約するとだいたい800バーツ(2720円)位。

 

■交通費

バンコク1000バーツ(3400円)BTSやバス乗ったりでこの位。ただオンヌットは生活するには便利な街なので基本は徒歩圏内で生活は完結出来る。

 

■食費

せっかくタイに移住するならば、ケチケチせずに外食も楽しもう。バンコクは朝30バーツ(102円)、お昼100バーツ(340円)、夕飯200バーツ(680円)とちょっとゆとりを持った予算。これ位の予算でお昼と夜の1日2食の外食を楽しめるのは日本では出来ない贅沢だろう。

 

■医療費

3ヶ月に1回、歯のクリーニングをしてもらう。大体1回1000バーツ(3400円)なので、一ヶ月当たり333バーツ(1132円)。

 

■国民健康保険

タイ移住しても国保は安いので維持しておいた方がメリットがある。1ヶ月2000円も見とけば足りるだろう。

感想

FIREタイ移住。バンコクの1ヶ月の生活費は80,142円。

読者の皆様におかれましては「もっと良い部屋に住みたい」とか「食費はもっと削れる」とか感じることはあるだろうが、この数字をベースに各項目を増減させることで、個々人に合ったオリジナルのバンコク移住生活の試算が可能になるだろう。

私に関して言わせて貰うと80,142円に多少お小遣いを足して1ヶ月10万円。それに加えて安心してタイで生活出来るように現地の医療保険加入で年間10万円。年間130万でバンコク移住生活は可能と言う結論に達した。

「生活費1ヶ月10万なら日本でも暮らせる」との声が聞こえて来そうだが、毎日2食の外食を楽しみ、プール、フィットネス、1階にセブンイレブンなどが入居してる築浅の大型マンションが、もし東京にあったら家賃は一体いくらになるのだろう?と想像すれば同じ10万でも生活の質に雲泥の差であることが分かって貰えると思う。

日本では10万円は10万円の価値でしかない。だけど、その10万円を持って物価の安い国へ移住し生活すればその価値は倍加するのだ。そのことに気づいてもらえると嬉しい。

今後も、あらゆる国と都市で「海外移住1ヶ月の生活費シミュレーションシリーズ」は機を見て続けて行きたいと考えている。

今日紹介したコンドミニアムの動画も記事の最後に加えてある。バンコクの家賃3万円の物件はこんな感じなのかと感じて貰えれば幸いだ。

 

2年前に、今日ブログで紹介したコンドミニアムを実際に見学に行った記事。

プールが開放的で素晴らしい物件だった。

www.takumaga.com

2年前のタイ旅(バンコク&パタヤ)旅行記、全16話。良かったらどうぞ。

www.takumaga.com

記事で紹介したコンドミニアム。雰囲気を感じて欲しい。

www.youtube.com