FIREでタイ移住

2021年5月長年勤めた会社を40代でアーリーリタイアして大阪移住。大阪とタイの2拠点生活目指してます。

エアアジアのバンコク発関空便にて危うく搭乗拒否

 

搭乗拒否されたとき、お金は請求できるのか? | ライフハッカー・ジャパン

エアアジアのバンコク発関空便にて危うく搭乗拒否を喰らいそうになった。

1ヶ月の旅路を終え日本へ帰国すべくタイバンコクスワンナプーム国際空港へ向かった。

搭乗する予定のフライトはバンコク発関空行きエアアジアXJ612便。

スワンナプーム空港を午前1時15分に発つ深夜便である。

午後22時半過ぎに空港へ到着。

タイを出発するエアアジアは出発の10日前からWebチェックインが可能なので事前に済ませていたのでカウンターへ寄る必要はない。

モバイル搭乗券で直接保安検査場へ向かい出国審査を済ませエールフランスラウンジでしばし寛いだ後、フライトの30分前に搭乗ゲートのG5へ向かった。

スタッフにWebチェックイン済みであることを告げると、搭乗ゲートG5の真横に、ワクチン接種済証明書をエアアジアスタッフが最終確認するエリアが設けられていてそこへ行くよう促される。

ああ、そういえば8月にタイ航空で帰国した折にも同じ場所で最終確認があったことを思い出した。その時はワクチン接種証明アプリを提示してものの数秒でチェックが終わったのですっかり記憶の彼方へ消えかけていた。

その時のタイ航空と同じようにワクチン接種証明アプリを開きスタッフへ見せる。

すると『すると1回目、2回目のワクチン接種証明履歴がないじゃないか』と言われた。

確かに僕のアプリには3回目のデータしか表示されていない。だけど8月は正にこの3回目だけのデータを提示してすんなりタイ航空へ搭乗出来ている。

僕はワクチン接種アプリの中の色んなボタンを、いや全てのボタンを押してみたのだけれど、どれだけ探しても1回目、2回目のデータなんて出てきやしないのである。

3回目のデータが表示されてると言うことは当然1回目、2回目は済んでるということだ。絶対に終わっている。と叫んでみたけれどエアアジアのスタッフの対応は氷のように冷たかった。

『Can Not Go』

交渉の余地なし。

1回目、2回目、3回目全てのワクチン接種証明書を提示できないなら俺はお前を絶対に搭乗させない。

言葉からも態度からもそれは強く伝わってきた。

体から滝のような冷や汗が流れる。

困り果てて天を仰ぐと隣から声が聞こえてきた。

『あの。。。実は僕も同じなんです。3回目のデータしかアプリに表示されなくて、1回目、2回目ファイザー打っていると何度も言ってるんですが全く乗せてもらえません。。。このアプリどうやっても1回目、2回目のデータが出てこないです』

振り向くと僕と同年代の男性だろうか、背中にリュックを背負いメガネをかけた小柄な男性が話しかけてきた。

お互い顔を見合わせ困り顔。

気がつくとフライトが15分後まで迫っていた。

そういえば。。。

僕は1年前に紙ベースのワクチン接種証明書を取得していたことを思い出した。10月は日本の入国規制も少し緩和に進んでいたので8月のタイ航空帰国時にさえ不要であったこの紙ペラはもちろん日本へ置いてきている。使うなんて思っていないのである。

しかし1年前に取得した時にその紙ペラをスマホで写真撮っていたはず。祈るような気持ちでスマホのフォトライブラリを開き、すごい勢いでスクロールし1年前のあたりを必死に探す。

あった。。。

よく削除せずに残っていた。慌ててその写真をエアアジアのスタッフへ見せると『よしお前は行っていいぞ』とパスポートを返された。

ホッとしたと同時に心が痛むのが、隣にいる彼のこと。

『すみません。行きます。何とか問題解決して乗れることを願ってます』

そう伝えると『全然気にしないでください』と辛そうな笑顔を浮かべて僕を送り出してくれた。

自分が最後の客だったかもしれない。出発迫るエアアジアに滑り込む。

僕の席は3列目というかなり前の席だったので、彼が乗り込んでくることを願いながら視線を入り口から離さなかったが、最後まで彼が来ることはなかった。

ボーディングブリッジが離れ飛行機は滑走路へ向かう。

時刻は深夜1時半を回っていた。この時間ではもう電車も終わっている。あの後、彼はどこへ向かったのだろうか。もしかして仕事に穴を空ける事態になったのではないだろうか。。。

関空到着後、My SOSを提示する場所でスタッフの中でも偉そうな方にこの日の一部始終を伝えた。搭乗拒否された日本人がいたことも。

『3回目のワクチン接種証明書だけで乗せるように伝えてはあるのですが、最近就航したばかりの航空会社でまだ徹底されていないのか。。分かりました。貴重な情報ありがとうございます』

帰国後、この顛末をTwitterで話したところ色んなことが分かってきた。

まずワクチン接種証明書アプリで3回目のデータしか表示されない場合の対処。

1、一度証明書を削除して再発行することで、全て表示される場合がある。

2、引っ越しなどで自治体を跨いでワクチン接種した場合、それぞれ自治体ごとに発行しなければ全てのデータが表示されない。

2に関しては僕が当てはまっていた。紙ベースでのワクチン接種証明書はそれぞれの自治体ごとに発行依頼が必要なのは知っていたのだけれど、アプリに関しては流石にデータが共有されているものだとばかり思っていたが、アプリもそれぞれ申請が必要とのこと。

搭乗拒否された彼もおそらくこのどちらかに当てはまっていてアプリに3回目のデータしか表示されなかったのだろう。

しかしながら搭乗時間があと数分に迫っているなか、現場でこの謎解きの正解に辿り着くのは相当難しい。

そしてもう一つの情報としては10日ほど前のエアアジアの同じ便で関空へ帰国した方から伺ったのだがその便に乗ったが3回目の接種証明書だけで乗れたと言うではないか。

エアアジアのスタッフ内でも完全に情報を共有しきれていないのか。エアアジアスタッフガチャが存在しているようである。運が悪いスタッフに当たると氷のように冷たい対応をされる。

解決策は1回目、2回目、3回目全てのデータを表示出来るように事前準備をしておくこと以外にない。

もしアプリが3回目のデータしか表示されないのならば先に挙げた1、2の対応で行けるはず。

加えてスマホの不調、ネットの不調とかあると詰むので紙ベースでも準備しておけば万全だろう。