皆様、こんにちは。
寝て起きたらタイランドエリート1人分の資産が減っていた者です。
今年の7月に1ヶ月程のタイ旅へ赴いた。
タイを代表するビーチリゾートのパタヤ。
行ったことがある方はよくご存じだと思うが、この街は温暖な気候と充実したナイトライフと物価の安さが魅力で多くの欧米人のリタイア者が移住している街である。
街の至る所にカフェが点在し、朝になると「アメリカンブレックファースト」なる朝食セットがリーズナブルな価格で提供されている。
トーストに卵料理、ベーコンやソーセージが添えられコーヒーかティーが付いたアメリカンブレックファーストは109バーツ(425円)
僕はパタヤのゆったり流れる朝の時間が好きだ。
その朝の楽しみの1つとしてカフェでアメリカンブレックファーストを食べることが定番となっていたのだけれど、アメリカンブレックファーストの価格を日本円で計算してみたときに「ん?」という感情が湧か上がって来た。
僕がコロナ禍前にパタヤに来ていた頃のアメリカンブレックファーストの価格と為替レート。
アメリカンブレックファースト=80バーツ前後
THB/JPY=3.3
ほどだった。
つまりアメリカンブレックファーストは80バーツ(264円)だったわけでパタヤで初めて食べた時は「これは安すぎる。。」と感動を覚えたものだ。
なので「パタヤのアメリカンブレックファーストは安い」という記憶が脳内にインプットされていた。
だけどここに来ての円安とインフレ。
アメリカンブレックファースト=100バーツ前後
THB/JPY=3.9
日本円で264円で食べれてたものが390円になっていて戸惑った。
もちろんタイの物価は日本のそれよりずっと安い。
パタヤのアメリカンブレックファーストの内容からすれば高いとは思わないけれど、思ったほど安くないなというのが正直な感想。
アメリカンブレックファーストを1つの例に挙げたけれど、タイも全体的にインフレがジワリと進んでいて、以前は40バーツで食べれていた屋台のタイ飯も50バーツ~と言った感じ。
今回の記事のまとめになるのだけれど、コロナ禍前に比べてタイの物価が全体的に10%ほど上昇し、THB/JPYの為替レートで日本円の価値が20%下落。
インフレと為替レート合わせて3割ほど物価が高くなったと感じた。
救いとしてはコロナ禍の影響で現状タイのホテル代はコロナ以前に比べ2割ほど安くなっている。
なのでインフレと為替レートのダメージを幾分か吸収してくれるのだけれど、ホテル代は時間をかけて少しづつ元に戻って行くだろう。
タイ移住に視点を移すと今の為替レートが続く場合1ヶ月の生活費が10万、15万、20万という3パターンで検証すると。
10万⇒13万
15万⇒19.5万
20万⇒26万
日本円換算これ位は増えるだろう。
この結果を見るとタイ移住の難易度は上がったように思えるのだけれど、対策はある。
機会があれば円安、インフレにも負けないタイ移住を実現する方法を書きたいと思う。