皆様、こんにちは。
ハンチングで御座います。
THE W女芸人No1決定戦。
大阪の2回戦を観覧してきた。
全700組がエントリーし、1回戦を勝ち上がった289組による2回戦。
ここから準決勝に勝ち上がれるのは僅かに40組ほど。
その先には厳選された12組による決勝戦が待っていて、栄えある栄冠に輝いた1組には賞金一千万円が贈られる。
夢のある賞レースである。
289組による2回戦⇒約40組に絞られる準決勝進出。
およそ8組に1組しか進出出来ないこの2回戦が鬼門となる。
この鬼門突破に自分の夢をかけて練習を積んで来たであろう彼女達。
バイトをしながら芸人を続けてる人。
会社員をしながらアマチュアとして参加している人。
この春にお笑い芸人目指してNSCに入学したばかりの人。
50歳を超えても尚、芸人を続けている人。
留学先のアメリカの学校を飛び級で進学し日本の有名大学に編入出来たのに、大学を中退して吉本に入った人。
きっとその生き方は周りの人間たちから凄く反対されただろう。
きっと今も経済的にも苦しい人も多いかもしれない。
だけど、自分のやりたい事を実現している彼女達。
その生き様はとても眩しかった。
自分は一体、この歳になるまで何をしてきたのだろうか。
自分がやりたいことを何一つ実現出来ぬまま歳ばかり重ねてしまった。
何となく学生生活を過ごし、人生でやりたい事も思いつかぬまま、なんとなく会社に入社して、あまり面白くもない興味を持てぬ仕事を、最後は明らかに嫌いになっていた仕事を、40歳が過ぎるまで続けてしまった。
こんな生き方を選んでしまった僕が見たTHE W2回戦。
緊張でネタが飛んでしまったり、うまく笑いが取れなかったりした芸人もいたけれど、皆が眩しくて、僕なんて眩しくて目を開けていられない位輝いていた。
2021年5月。
僕は会社を退職した。
自分のやりたいことを実現する為に。。
コロナ禍でその時計の針はずっと止まったままだったけれど、彼女たちの生き様に触れたことで、勇気を貰いその針が少しづつ動き出そうとしている。
残された人生の時間の中で。
僕も眩い生き様を描けるだろうか。
あの日、輝いていた彼女たちの様に。