皆様、こんにちは。
ハンチングで御座います。
大分県から大阪府への単身の引っ越しはいくらかかる?前編 - FIREでタイ移住
まず今回の引っ越しに伴う距離と大まかな荷物を書き記しておく。
入居日2月23日
大分県杵築市⇒大阪府(約650キロ)
液晶テレビ55型
テレビ台
シングルベッド
掛け布団一式
机(横90×縦45)
ソファー(一人掛け)
ラック2ケ(横60×縦35×高さ135)
ドラム式洗濯機(取り付け料含む)
衣装ケース(6ケ)
これに業者から貰える段ボールが15~20個前後となる。
本来であればこれに加えて電子レンジ、冷蔵庫、箪笥も自室にあるわけだが、電子レンジと冷蔵庫は2009年に名古屋界隈に引っ越して来た際に名古屋駅裏のビックカメラで購めた12年選手ということで今回の引っ越しで処分して行くこととした。
また箪笥もかれこれ20年も前に結婚に伴い新居を建てるという、今振り返っても背筋がゾッとするような人生を歩んでいた折に購めた代物で、未だ負のオーラを発し続けているこの箪笥も大阪行きを契機に焼却炉行きとすることにした。
引っ越し侍へ連絡を入れてから1時間が過ぎた。
臨戦態勢を整えて待っているのが馬鹿らしく思えて来たその時、僕の携帯が震えた。
それは大阪に本社を置く引っ越し業者Cで2/18~22日に荷物引き受け⇒2/24日大阪着で90,750円と言う。
引っ越し繁忙期の入り口と言ってよいであろう2月に引っ越した経験が無いのでなんとも判断が付かぬが「こんなものか」という印象で他社と比較する旨を伝え一旦電話を切った。
続いて連絡をくれたのが福岡に拠点を置く引っ越し業者Dで2/21~22日に荷物引き受け⇒2/25日大阪着で104,550円と言う。
2社から連絡が来て9~10万程度。
7月に名古屋界隈から大分県杵築市へ越して来た時が8万だったことを考えると、やはり繁忙期価格に差し掛かりつつあるのが伺える。
次に連絡をくれたのが業界No1と言っても良い全国区の業者Eで2/21日に荷物引き受け⇒2/23日大阪着で11万と言う。
聞けば荷物をトラックに乗せそのままフェリーで大阪を目指すという、偉く壮大なプランにして特に自分には何の恩恵もないという、いわゆる直送便と言う方法。
引っ越しには自分の荷物だけをトラックに載せて運ぶ直送便と、他の客の荷物と一緒に運ぶ混載便があり、多少日数はかかるのだが混載便のほうが安いことが多い。
「混載便で安く出来ないか?」と問いかけたが、その地域は直送便になるという答しか返ってこなかった。
その次に連絡が来たのが去年の7月に大分への引っ越しでもお世話になった業者A。
今回も大本命と期待を掛けている業者から連絡が入った。
どうも僕が引っ越した際のデータは残っているようで荷物がどれ位あるかもほぼ把握済みで話が早い。
そこで出て来た提案が2/17日に荷物引き受け⇒2/23日大阪着で67,100円と言う。
「おぉ、頑張りましたね」
そう言うと。
「前回もご利用いただいたので頑張らさせて頂きました」
という声が返って来た。
「これはここで決まりだな」
ここで一旦、電話ラッシュも一段落の流れにもなったのでメールBOXを見てみると先程の福岡の業者とは違うが、同じ福岡に居を構える業者Bから連絡が入っている。
そのメールには「2/17積 2/21卸 8万でご案内出来そうです」という偉く簡素な文面で連絡が入っていた。
「入居日が2/23日なので、それ以降で見積もり願います。因みに今のところ業者Aが最安です」と返信するが一向に答が返ってこない。
時計の針は午後4時を指していた。
夕飯を買いにスーパーへ向かう。
このスーパーへ行って帰って来るまでの1時間だけ福岡の業者Bから連絡を待とう。
もし連絡がなかったらそのまま前回と同じ業者Aに6.7万で頼む腹積もりで自転車に跨った。
寒風吹きすさむ中、ペダルを漕ぐ。
すると業者Bから電話が入った。
「業者Aはおいくらを提示してるのでしょうか?」
単刀直入な問いで切り込んでくる。
「ズバリ67,100円」
そう答えると検討してすぐに見積もりをメール送ると伝えてくる。
スーパーから帰路。
メールを開くと「2/20積 2/24卸 6.6万」という見積もりが届いていた。
ここで改めて一覧を示して置く。
業者A 67,100円(2/17積⇒2/23卸)
業者B 66,000円(2/20積⇒2/24卸)
業者C 90,750円(2/18~22積⇒2/24卸)
業者D 104,550円(2/21~22積⇒2/25卸)
業者E 110,000円(2/21積⇒2/23卸)
Aさんマーク お住まいの地域はサービス対象外
前回もお世話になって安心感のある業者Aか或いは最安の業者Bか。
価格はほぼ互角。
只、日数は業者Bのほうが2日短い。
これはその間のホテル代が浮く形にもなるので実はありがたいことでもある。
加えてこれは全く持って僕の個人的な趣味の事情になるのだが、北京五輪真っ只中ということで業者Aの荷物積み込み日である2月17日の五輪日程を確認すると日本のメダルが期待出来る競技がその日の夜に組み込まれているのである。
翻って業者Bの荷物積み込み日は2月20日と北京五輪の閉会日にもなり、結果、業者Bを選ぶことで北京五輪を最後まで思う存分観戦出来るという事も判断にかなりの影響を及ぼすのである。
業者のコストダウンの努力。そして業者の努力とは無関係の「北京五輪を楽しみたい」という個人的事情の合わせ技でもって業者Bを選ぶことにした。
2022年2月24日。
ハンチングの大阪生活始まります。