皆様、こんにちは。
ハンチングで御座います。
大阪での部屋探しを終え家賃1万の街、大分県杵築市へ帰って来た。
まずは引っ越しの日程を決めねばならぬ。
大阪の新居は2月23日からの契約ということはすでに決まってはいるので、こちらの希望としては出発日は融通が利く形とし、到着日は2月23日を希望。
但し到着日は2月24日という形で到着を1日ずらすことで大幅なディスカウントが引き出せるとすれば検討の余地ありという希望を伝え引っ越し業者を探すこととなった。
尤もこの引っ越し業者なる商いも、定価という概念が無いのを良いことに、うっかり業者選択を間違うと倍くらいの値を言い渡されることもあるグレーな業種という印象もあり慎重に比較検討せねばならぬ。
前回同様、引っ越し侍というサイトを使って計6社から見積もりを受けることとなった。
去年の7月に名古屋界隈から大分県杵築市へ引っ越した際は8万円の値でやってもらってもいたので、それが一つの判断材料になるうるとは考えていたのだが、時期が2月という引っ越しシーズンの入り口と言っても良い時期に差し掛かってもいたので幾分不安感を抱えつつの見積もりともなった。
前回、引っ越し業者を選定したのは大分県杵築市で部屋を決めたその帰り道だった。
名古屋への帰り道で立ち寄った博多を半日観光でもしながら、夕方の便で名古屋へ戻るつもりで何気なく博多のカフェから引っ越し侍へ連絡を入れたのだが、連絡を入れた途端引っ越し会社から一斉の電話攻勢にもあい、とても観光どころではない状況に陥り面喰った経験がある。
なので此度は先に昼飯も済ませ、その上メモ帳を手元に置き万全の臨戦体制を整えて引っ越し侍へ連絡を入れたのだが、早々に1社から連絡があった後は、トンとどこからも連絡が来ないではないか。
その連絡をくれた1社というのもAさんマークでお馴染みの全国区の引っ越し業者で、その連絡は電話かと思わせておいてメールからの連絡で中身を読んでみると「折角ご依頼いただきましたが、お住まいの地域にまで当社のサービスが行き届いていない状況です。未だ力及ばす、申し訳ございません」なぞと、ふざけたメール内容に愕然とするのである。
博多でのあの電話ラッシュとの落差になんとも肩透かしを食らった気分にもなったが「もしかしたら引っ越しハイシーズンで業者も手が回らぬほど忙しいのでは」という、良からぬ不安も沸き上がって来るのである。
引っ越し侍へ連絡を入れてから1時間が過ぎた。
臨戦態勢を整えて待っているのが馬鹿らしく思えて来たその時、僕の携帯が震えた。
つづく。