FIREでタイ移住

2021年5月富士通を退職し2021年8月家賃1万の街、大分県杵築市へ。タイへ移住し日本とタイの2拠点生活目指してます。

URは長期で部屋を空けておくと強制退去させられるのか?

UR都市機構の広報活動 | UR都市機構

皆様、こんにちは。

ハンチングで御座います。

無職に部屋を貸すことは出来ませんと言われた - FIREでタイ移住

昨日、無職が大阪に部屋を借りにいった顛末を書いた。

するとTwitterでこんな反応が。

「URなら無職でも借りれますよ」

それ、知ってる。

というか泉佐野へ行く1週間前に、とある都道府県のURをすでに内覧に行っていたのだ。

本当は、お蔵入りさせようかと思い悩んでいたのだけど、都道府県は伏せる形で今日はその記事を書こうと思う。

URは無職であっても「家賃の100倍の貯蓄」さえあれば借りることが可能だ。

例えば4万円の家賃であれば、400万の貯蓄があれば借りれると言う事を意味し、FIRE民であればこの条件は特に問題にはならないだろう。

僕が賃貸を契約する目的は、タイと日本のデュアルライフ、つまり2拠点生活の可能性を模索しているからに他ならない。

生活の力点はあくまでタイへ置いておいて、数ヶ月に1回ペースで、帰国した際の、その拠点として日本に部屋を確保しておきたいのだ。

なので日本の拠点は出来るだけお金を掛けたくないと言うのが本音である。

そこで、有り余る時間を活用し全国のURを調べ上げて行くうちに、ある物件が目に飛び込んで来た。

1K家賃15,400円(水道料込)

築年数は経ってはいるけれど、2年間の定期借家でもあるけれど、大分県杵築市のような地方ではなく、大きな都市の街中に建っているのだ。

しかも家賃には水道料も込みとなっていて、ガスに関しては都市ガスとも言う。なんとういうコスパだろうか。

まずはこのべらぼうに家賃の安いこの物件に居を移し、タイへ移住する流れも悪くないなと考えた。

頭に思い描いたイメージとしては、URに引っ越した後、タイへ移住しコロナ禍が落ち着くまで、半年位だろうか。その間はタイで暮らし、以前同様にタイと日本の自由往来が可能になったらタイと日本を行ったり来たりのデュアルライフ。

そんな未来予想図を思い描いていた。

とはいえ、僕の人生においてURを借りるのは初めてである。

僕はちょっと緊張した面持ちでUR現地案内所なる場所へ向かった。

担当してくれたのは、清潔感のあるいかにも誠実そうな40代男性スタッフ。

僕が希望の物件名を伝えると「この物件、人気となっておりまして」と言いながら資料を出してくれた。

URの内覧は、基本的に自分ひとりで行く形になってるのだろうか。

鍵とメジャー、懐中電灯に、加えなぜか、靴ベラまで入った、手提げ袋。

通称「内覧セット」を握らされ、一人で向かうことになった。

正直、一人でみた方が、時間を気にせずゆっくり隅々まで見れるからありがたい。

そう思い、雨の中、ほくそ笑みながら歩を進める。

辿り着いた先に、そびえ立つ12階建ての巨大な建物それがURの物件だった。

1階にはスーパーまで入っているのには驚かされたが、まずは9階の15,400円という破格の部屋をみることにした。

ああぁぁ、見るのが嬉しいような、怖いような。

緊張しながらその扉を開けた。

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部屋に入った瞬間、新しい畳の爽やかな香りが僕の体を包む。

築年数は経っているけれど、管理がしっかり行き届いてるのか清潔感さえ感じる。

部屋は4.5畳に、窓際にサンルームなる1畳ちょっとのスペースがある。

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それに加え、こじんまりしたキッチンが添えられている。

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狭い部屋ながら収納もついている。

風呂とトイレと洗濯機は共同となっているが、意外といっては失礼だけども、清潔感があって悪くなかった。

僕はすっかり契約する気になって、ちょっと小躍りしながら、建物内の廊下を歩いていたのだけど、ある部屋の前を通り過ぎようとした時、その扉に、不穏な「張り紙」が張られているのを見てしまった。

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恐怖の張り紙

この張り紙を見た瞬間、僕の背筋に、なにやら冷たいものが走った。

令和3年5月27日以降、現在に至るまで居住されていないので本日玄関の鍵を取り替えました。

また、置き去り品については、あなたが所有権を放棄したものをみなし、当センターで一括処分しますので予め告知します。

令和3年6月24日 UR都市機構

 

僕は、のけ反り、危うく廊下に尻もちを付きそうになった。

たった1ヶ月足らず、正確に数えると29日ほど部屋を空けていただけでこんな恐ろしい張り紙が張られている。

しかもその文面も、見る物に恐怖心を与えるには充分なほど強い言葉だ。

僕は動揺し、URの建物内に居た管理人に、この張り紙の事を聞くと「分からない、案内所の担当に聞いてくれ」の一点張り。

汗ばむ手で内覧セットの手提げ袋を持ち、慌ててUR案内所へ戻った。

あの、こんな張り紙を見たのですが。。。

そう言って、親切に対応してくれる男性スタッフへ写真を見せる。

すると男性スタッフまで、顔をこわばらせて「ちょっと、ここまでの張り紙は見た事がない、担当に確認してみます。。」

と言い席を離れた。

なんでもURは部屋を案内する部署と、建物を管理する部署は、全くの別畑のようなのだ。

待つ事10分。

額に汗を書きながら男性は戻って来た。

理由が分かりました。

彼の説明によると、この部屋は契約日以降、住んでいる形跡が無く、その為、今回の措置に繋がったと言う。

ええぇぇ、部屋を契約して長い事、部屋を空けたらこんな張り紙が張られるのですか?例えば長期の転勤とか、或いは海外転勤とか、数ヶ月帰って来れない人はどうなるのですか?

その問いには。

いや、事情があって数週間部屋を空けるだけで、こんな張り紙が張られることは絶対に無いです。ただ今回は、契約した後、住んでいる形跡が見られなかったので。。

この人は家賃滞納していたのでしょうか?ちゃんと家賃払っても空室にしておくと張り紙張られてしまうのですか?

うーん、そこは確認しなかったなあ。。。

と、なんとも歯切れの悪い返事。

 

ここで今回は一旦見送ることを告げて、丁寧に対応して頂いた男性スタッフに礼を言い帰路についた。

契約した後、空室にしてしばらく住まないって、それ僕じゃないか。。。。

UR契約しタイへ移住した後、コロナ禍が収まって「さあデュアルライフ始めようか!」と心躍らせて日本へ帰国したその目の前に、あの張り紙が張られている。

そんな恐ろしい未来を想像しゾッとした。

URが空き家にしてる住人にどのような対応をしているのかその全貌までは正直分からない。

でも、少なからず、このようなリスクを内包していることは、間違いない。

そのことはあの張り紙が証明してるのだから。

こんな1件があり、URに心が折れて、向かった先が大阪だった。

希望を持って向かったその、大阪の街で、また憂き目にあうことになる。

一体、僕はどこへ向かえば良いのだろうか。

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