首を振るたびにキュルキュルと異音を発する扇風機を返品しに来た。
厄介なのがその症状が出るのがスタートして30分を過ぎないと出ないということである。
なのであらかじめ異音が出ている状態を動画撮影してきた。
難航するかと思った交渉は動画効果もありスムーズに進み初期不良品は返品し、全く同じ型の扇風機に変えてもらう。
その扇風機もその場でスタッフに組み立ててもらい動作確認までしてくれた。
見た感じ首振りは問題ない模様。
礼を述べ大きなカーゴに商品を入れてもらいエレベーターへ向かうも何度待ってもエレベーターは客で一杯でカーゴを乗せる隙間など全くないのである。
そこでエスカレーターで帰るべくカーゴから扇風機を持ち上げると、ドーンと一気に首が伸びるのである。
あれ?おかしいな。
もう一度首を短くして持ち上げると、ドーンとまたもや首が最長まで伸びる。
これ。。ロックが壊れている。
はあ、、、、
踵を返してPOWER BUYへ戻りその症状を見せるとスタッフも苦笑いで頷く。
店舗にはすでに在庫が尽きたようで代金の全額である『1250バーツ返金します』という。
これにはもうすでに同社製の扇風機を見たくもない心境に至っていたので2つ返事で頷きお金を受け取り手ぶらで家路につく。
こんなに買うのに苦労するものなんですか。
扇風機という家電製品は。。
↓うんこ扇風機2台
結句、日本メーカーの扇風機にはほとほと愛想が尽きたのでタイメーカーHATARI製の扇風機を購めることとなった。
今回の学びとしてはタイで家電を買った場合、初期不良返品の可能性を見越してとりあえず1週間ほどは商品を梱包してある段ボールは取っておいたほうが良いということ。
1週間使って問題なければ、まあ大丈夫だろうからその時に廃棄すれば良い。
小アリと扇風機の一件でだいぶ疲労困憊したものだがタイ生活はまだ始まったばかりなのである。