FIREでタイ移住

2021年5月長年勤めた会社を40代でアーリーリタイアして大阪移住。大阪とタイの2拠点生活目指してます。

大阪移住新生活編その1

 

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皆様、こんにちは。

ハンチングで御座います。

前日に不動産屋から受け取った部屋の鍵を右手に握りしめ、左手にはニトリで購めたカーテンをぶら下げて宿から新居へ向かった。

「どんな部屋なのだろうか?」

と言うのもおかしな話ではあるが、何しろ懐中電灯片手の暗がりの中、内覧で決めた部屋でもあるので、そのマンションの玄関を目の前にして出て来た心境はまさにこの言葉だった。

少しドキドキしながらゆっくり扉を開けると築15年とは思えぬ綺麗な内装の部屋が現れた。

実際の部屋の広さ以上に見る者に解放感を与えるのは、リビングの天井が高いからだろうか。

普通のアパートよりも50cmほど天井が高い作りになっている。

大分県から荷物が届くのは明日なので、その前に室内の状況を確認しておこうと見回っていると、僕の昂揚感を打ち消すような物が目に入ってくる。

 

残置物。

ベランダに使い古された洗濯物干しが1つ。

これは3週間前に内覧した際にもあったもので、不動産屋も「入居日までに撤去しておきます」と言っていたものがそのまま残されている。

また下駄箱を開けると、もうひとつの残置物が残されていた。

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全く想定外の残置物が目に飛び込んで来て頭が混乱する。

この部屋は小さめのキッチンに7.5畳程度のリビングがある一人暮らし向けの1Kの部屋であり、さすがに家族で住めるような広さを有していない。

と言うことは。。。

前の住居人は女性。

しかも母子家庭だったのではないだろうか。

ベビーカーの取扱説明書の対象年齢を見ると「生後7ヶ月~24か月まで」と記されてる。

この部屋で母一人、子一人で暮らしていたのだろうか。

お母さんは小さい赤子を連れてこの部屋を離れて一体、今どこで暮らしているのだろうか。

元気で暮らせているのだろうか。。。

面識も無い相手になんとも言えぬ妙な感情も沸き上がって来て本来であれば自身の新生活が始まるという晴れやかな日なはずなのに、なんとも複雑な心境にさせられるのである。

呆然と天井を見つめる。

尤も、そんなことに思い悩んでもどうにもなる事でもないので、その事情を不動産屋へ一報を入れると「処分して良い」という答が返って来たので心を無にしてゴミ袋へ放り投げた。

 

さて、本日中にやっておきたい事は照明をリビングに取り付けることである。

マンションの管理人さんから脚立を借りて取り付けるつもりで、新居へやってきたわけだが肝心の管理人室のカーテンは昼間だというのに固く閉ざされたままだ。

ここで今日が祝日だったことに初めて気づく。

無職になってから曜日感覚、土日ならまだしも祝日に関しては、うっかりしてしまうことが多い。

いきなり困った事態に直面する形になったが、ダメ元で管理会社へ電話を入れると、たまさか休日出勤をしていたと言う、外国人と思われる口調の女性スタッフが応対してくれた。

「天井が高くて照明を取り付ける事が出来ない」と伝えると彼女は「知り合いの友達を派遣します」とここが日本とは思えぬ、やたらアジアっぽい答が返って来るのである。

天井に照明を取り付けるという些細な事で、友達とやらを派遣という、えらく大掛かりな展開に費用がかかるのではと及び腰になったものだが「お金は要りません」という。

どれ位で到着するのかと訪ねれば「30分もあれば着く」という。

どうしようかと迷いもしたが冷静に考えると、この妙に高い天井を目の前に一人で照明を取り付けることは不可能であるわけだから、これはもうお願いするしかない流れである。

「ではお願いします。その友達が来るまでの間に照明器具は買っておきます」と伝え、電話を切り近くの家電量販店へ走った。

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照明を購めて、よく分からぬ友達とやらの到着を待っていると部屋のチャイムが鳴った。

てっきり男性がやって来ると思い込んでいたのだが、インターフォンを覗くと男性ではなく、電話対応してくれたと思われるアジア系の女性が折り畳み式のパイプ椅子片手に映し出されていた。

つづく。

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