皆様、こんにちは。
ハンチングで御座います。
昨日、不動産屋へ赴き気になっていた物件の内覧を申し出た。
家賃に2.2万にしてはやたらに条件の良いその部屋は聞いてみると事故物件。
それはまあ良いとして頂けないのは家賃が2.2万は1年限定で2年目以降は倍になると言う。
最初から書いとけよ。
と思わざる得ないが、こんなきっかけでもない限りまず不動産屋へ出向くことはない。
今後の事もあるしせっかくの機会なので大阪市内の家賃2万円台のマンションというものを内覧させてもらうことにした。
珍しくこの不動産屋は大阪でも低価格帯の部屋に力を入れているらしい。
ならば家賃の上限を厳しめの管理費込みで2.5万以内と希望し、玉石混載であろうその中から「出来るだけ綺麗目の部屋」を3部屋ほど選んでもらった。
家賃は管理費込みで安い順に2.2万、2.3万、2,5万。
部屋の広さは12~15平米という狭さではあるが2.2万と2.4万の部屋には無料高速インターネットが付いている。
普通に生活するならば選ばない部屋群ではあるが、一時帰国時の居場所兼住民票置き場としては悪くない気もする。
店内でネットから部屋の写真を見せて貰ったのだが、確かに綺麗そうな雰囲気はある。
だがそうは言っても自分の目で見るまでは分からない。
僕は半信半疑で部屋に向かった。
1件目。
家賃2.3万円、12平米、インターネット無料。
9階建てのマンションの一室。
恐る恐るドアを開けると真っ白な壁紙に綺麗なフローリングが敷かれた清潔感溢れる部屋が広がっていた。
想定外の綺麗さに思わず感嘆の声が漏れる。
バスとトイレも付いている。
クローゼットもある。
思っていた以上に良い。
しかしながら気になるのは部屋の狭さ。
持参のメジャーで部屋を計測して判明したのは、今住んでる部屋にある大きな荷物は相当廃棄せざる負えない。
55型のテレビ、冷蔵庫、乾燥機付き洗濯機。
どれも最近買い揃えたばかりの値の張る大型電化製品である。
ここに引っ越すと言う事は、もはや後戻り出来ぬ、それ相応の覚悟が迫られる。
2件目、3件目も同様に築年数は経ってはいるがリフォームしたのだろう。
部屋は家賃に比して清潔感があり、僕に限らずほとんどの人は抵抗感なく住めると感じた。
ただ3件に共通するのはその部屋の圧倒的な狭さ。
この清潔感を保ったまま部屋の広さを求めるならば大阪市外に目を向けるしかないと感じた。
全ての内覧を終えて店舗への帰路。
もう少し考えさせてください。
そう言い、とりあえず今回は即決しない旨を伝えた。
今回担当してくれたスタッフが気さくな方で3件内覧を回る移動時間に不動産業界の色々な内情を雑談の中で教えてくれた。
今回の不動産屋は大阪でも低価格帯の物件を多く取り扱っている。
そうなると無職、高齢者、外国人、はたまた入院していた病院から逃げ出して来た人、等々色んな事情を抱えた人々が部屋を借りに来るという。
FIREやセミリタイア界隈で時折話題になる「無職は部屋を借りれるのか?」
この不動産屋には条件的に無職よりも厳しいと思われる方達も来る。
ならば僕がもっとも気になったのは「どうやっても保証会社の審査に通ることが出来ずに部屋を借りれなかった人は居るのか?」ということだった。
次回予告。
【最終結論】無職は部屋を借りれるか問題。
お楽しみに。