実に10ヶ月ぶりのブログ更新となる。
なんだか文章を書く感覚さえ失いつつある。
拙文であることを先に詫びておく。
こんにちは、ハンチングたくまで御座います。
挨拶はこの辺で近況報告でも。
最近住居環境が悪化の一途を辿っている。
と言うのも僕が住んでる虚室の真上にあたる部屋より、なんだかフローリング床を重量物で叩きつける大きな音が続いているのである。
不思議なのが深夜に音が響いたり、早朝に音が響いたり、夜の仕事に従事してる者が住んでいるのかと思いきや、平日のお昼頃に響いたりと24時間ありとあらゆる時間に不規則に音が鳴り、一体にどんな人間が住んでいるのか全く想像が付かぬのである。
それと僕の隣室。
アイドルグッズTシャツを身に纏った10代らしき人物が住んでいたかと思えば、先月はやたら強面風の男が住んでいたりと、月替わりでコロコロと顔が変わる。
人が入れ替わるたびに赤いポロシャツを来た業者然とした者が玄関の扉を半開きにして朝の5時という俄かに考えられぬ時間帯にガツガツと壁に掃除機をぶつけながらドタバタと清掃をしてる姿も何度か見かけた。
上階と隣室という言わば騒音の両面作戦をまともに食らった形になったが、どちらがしんどいかと言えば間違いなくダイレクトに響く上階の物音である。
1ヶ月、2ヶ月我慢の様子見を敢行したが全く拉致があかぬ気配、いやそれどころか悪化の一途を辿るばかりで遂に業をにやして平日の日中に常駐している管理人へ事の次第を伝える運びとなった。
上階の騒音に難儀している。
すると『上の階全室の玄関に張り紙貼ってみましょうか』と言う。
誰か一人を特定した形よりも幾分マイルドな伝え方になるという思惑のようだが、1日でも早く解決したい案件でもあるので、そんな回りくどいやり方よりも管理人さんから直接伝えてもらえないかと言った。
割と僕と管理人さんとの人間関係は良好と言うのもあったと思うが先月マンション内で起こった一件の話も教えてくれた。
『先月マンション入口の玄関壊れてたでしょう?あれ民泊の客が壊したんですよ』
マンションの入り口玄関は普段ロックがかかっていて鍵がないと部外者は入れない仕組みになっている。
それを無理やり開けようとして壊したらしい。
民泊禁止マンションのはずなのだが、その利用が後を絶たないらしく管理人さんも眉間に皺を寄せる。
『5階と6階が多いんです。民泊で使ってる部屋が』
ここまで話が進んでお互い顔を見合わせた。
僕は5階に住んでいる。
考えてることは同じだった。
つまり上階も民泊しているのではないのか。。。
『大きなキャリーケースひきづって入ってくるんですよ。本当に困っちゃうわねえ』
ふと一呼吸空けて管理人さんがこんなことを言った。
『上階から響く大きな音ってキャリケース置いたり倒したりする音かも』
確かにそうかもしれないと思った。
それなら24時間、時間問わず音が発生するのも自然である。
お互い確信めいたものを共有したが同時に絶望感も感じた。
住んでる人に苦情言っても解決不能という現実。
マンションやアパートに住んで騒音被害の可能性が発生するのは、自分が住む部屋の両隣と上階の合わせて3部屋になるが、内2部屋を民泊で包囲されているのである。
管理人さんは管理会社に事の全てを報告してくれた。
後日、僕の携帯に直接管理会社から連絡が入るところまで話を進めてくれた。
そして待つこと数日。
僕の携帯が震えた。