ちょうど2年前の今日、僕は会社を辞めた。
その日はすごく雨が降っていたのを昨日の事のように覚えている。
実際に会社を辞めて得ることができた幸福感は素晴らしいものだったのだけれど、全く不安が無いと言えば嘘になる。
就職してから退職までずっとフルタイム正社員の人生しか知らなかったわけで『明日から毎日が日曜日です』という生き方に本当に対応できるのだろうか。
まあ、、それはうまく対応出来たとしても一番の不安の因はやはりお金である。
何度もアーリーリタイア生活のシミュレーションを重ね大丈夫だろうと言う裏付けの元、退職届を叩きつけたわけだが『本当に死ぬまで働かずにお金が持つだろうか』と言う不安がゼロにはなったわけではない。
アメリカではFIREの4%ルールの膨大な研究結果が発表されていたが4%ルールで途中で資産が尽きる僅かな失敗例の共通点があった。
それは『リタイア生活の序盤、つまりスタートで資産をめちゃくちゃ減らした場合失敗する確率が出てくる』である。
リタイア生活の中終盤での暴落遭遇は問題ない場合が多いのだが、資産規模が小さい初期の段階で転けてその上資産を取り崩す生活をすると、資産自体がさらに小さくなってしまいその後の暴騰局面で挽回出来なくなると言う理屈である。
そういうこともあり特にアーリーリタイア生活最初の2年間は無難に乗り越えたいとい思いがあった。
それでこの2年間で使ったお金を記事にしたのがこちら。
2021年5月に退職したのだけれどその後の2年間でいくらお金を使ったのか計算してみた - ハンチングのFIRE LIFE
僕を含めアーリーリタイアした友人を眺めてみての共通点はリタイア生活初年度は引っ越しなどの新生活準備も入ってきたりで割と支出は多めになりがち。
それにしても2年間で700万と結構使ってしまったなあという思いもあったわけだが、実際に2年間の収支を計算してみたのだがプラスだった。
この2年間で1日も働かずに700万使ったわけだがそれでも資産は増え続けている。
ある程度の資産をNISAやiDeCoを使ってインデックス投資で運用して生活しているとお金って中々減らないものなんだな。
それを実感する2年間だった。
もしかしたら一度諦めかけた大阪とタイの2拠点生活も可能なのかもしれない。
今近所のカフェでこの記事を書いている。
そろそろランチを買って部屋に戻ろうか
あの2年前と同じようにミスタードーナツに寄って。。