皆様、こんにちは。
無職2年生の者です。
2021年5月にサラリーマン生活に終止符を打ち、FIRE生活を始めた。
この1年間は無職になり、名古屋でホテル生活を1ヶ月した後、名古屋界隈から家賃1万の街大分県杵築市へ7月に移住、11月にはタイへ1ヶ月程の旅へ赴いた後、12月から1ヶ月半ほど大阪でホテル暮らしをした。
その1ヶ月半ほどの大阪ホテル暮らしの間に部屋を探して、2月に大阪へ移住した。
この1年で、月の生活費が6万円の杵築市の田舎生活から、生活費20万の大都会大阪生活も体験した。
その他にホテル暮らしも3回しているので無職1年目の支出は300万近く使ったと思う。
使いすぎと言われそうではあるが、様々な移住体験が出来たし、その移住経験をしたことでこれからの人生のライフスタイルが見えても来たので良かったと思っている。
それで肝心の無職1年目の収支。
つまり2021年5月20日の最終出勤日を起点として1年後の資産なのだが+300万ほどとなった。
2021年5月20日以降は働いてはいないのだけれど、有給消化による給与収入が数ヶ月分とその後の失業保険の給付があったというのは付け加えておく。
ただもしそれらの給付総額は全部足しても300万もなかったはずなので、仮にそれらの給付がなかったとしても1年目はプラスで終わっていたことになる。
数日前にセミリタイア仲間のキムさんがこんな記事を書いている。
インデックス投資家が1度、5,000万円貯めてしまうと全然お金が減らない。
これは本当にそうで5,000万円の資産そのものにお金を生み出すパワーがある。
インデックス投資の運用益は平均するとせいぜい1年で5~6%程度のものなのだが、仮に5%の運用益があるとすると5000万円は250万円/年を生み出すパワーを持っている。
なので年間の生活費が200万前後のFIRE、セミリタイア民はお金が全然減って行かない。
全然減らないどころか、ちょっと節約したり、軽くバイトでもしようものなら逆にお金が増えて行ってしまうというのが事実である。
もちろんこのリターンは一定ではないが、長期で見るとインデックス投資のリターンは年間5%ほどあるので、生活費をそのリターン以下に抑える生活が身に付いていると中々お金は減らない。
また、キムさんは記事内で5,000万円の資産以上に価値があるものとして「5,000万円貯める過程で得た無形資産」と語っているが、この無形資産こそ最強のスキルだと思う。
サラリーマン時代は同僚が4千万位のマイホームを買ったり、4百万位の高級車に乗ってる人が多かった中、月10万で暮らし、残りの給与は全てインデックスファンドの積立にひたすら回して来た。
また日本で一番家賃が安い街大分県杵築市に実際住んでみて1ヶ月6万位の生活費で暮らせることが分かった経験や、海外旅行を通じて東南アジアには杵築と同じくらいの生活費で暮らせる都市があることに気付く事も出来た。
そこで得た節約知識や習慣こそ5,000万円を貯める過程で得た無形資産であり、この先、仮に資産が減ったとしても知恵と創意工夫で乗り切れる。
そして僕は今、無職2年目に突入している。
今年からは給与収入、失業給付も当然無くなる。
そしてタイと日本の2拠点生活も始める予定。
定期収入が無くなる初年度となるわけだが、果たして2拠点が可能なのだろうか。
その結果は1年後に(気が向いたら)報告しようと思う。