皆様、こんにちは。
ハンチングで御座います。
大分県杵築市から大阪へ移住する理由。
それを語る前にまずは大分県杵築市へ移住した理由から話したい。
大分県杵築市へ移住した理由は「タイと日本の2拠点生活を実現させる為」だった。
家賃1万円。
日本一家賃の安い大分県杵築市へ移住。
当初描いていた青写真は。
タイ3ヶ月、杵築市1ヶ月。
あくまで生活の力点はタイ。
1年の3/4を空き家にしておく日本のアパートは出来るだけ家賃を安く抑え、浮いたお金をタイ生活へ投下することで、より人生の幸福度を上げるという考えがあった。
タイ3ヶ月、杵築市1ヶ月であれば、タイと日本の行き来も年間3度程度となるので空港の近くに拘る必要もあまりなく、立地は多少悪くても家賃を抑えた方が合理的だと判断した。
コロナ禍前は福岡空港からLCCがバンコクへ就航してもいたので「コロナが終わったらまた飛ぶだろう」という想定もあった。
その当初の目論見が崩れたのは僕の想像を超えるコロナ禍の長期化だった。
コロナ禍が始まって2年が過ぎた。
2022年に入っても今だに、海外との自由往来が閉ざされているとは思いもしなかった。
「地方空港拠点の日本とタイの2拠点生活は難しいかも」
そんな考えが頭を過るようになった。
新型コロナが発生してから日本とタイを結ぶ直行便が相次いで欠航となっていった。
その欠航は地方空港とタイを結ぶ路線から始まって2022年1月現在も飛んでいない。
新型コロナが収まれば再就航するとは思うけれど、また新たな感染症が発生すれば、新型コロナの教訓がある日本政府は躊躇なく国境を閉ざすだろう。
感染症の歴史を振り返ると2002~2003年のSARS、2012年のMERSと8年周期位で新たな感染症が現れたりもしている。
そうなればまた地方空港とタイの直行便は無くなるだろう。
今回のコロナ禍の間もタイと日本の直行便が飛び続けた空港がある。
成田と関空。
未来のことを考えるとどちらかの空港をメインで使える地域に拠点を移しておいた方が良いのではないだろうかと考えた。
またもう一つの理由としては、コロナ禍前のような海外との自由往来出来る日がいつやってくるのか見えない中、生活に不便な杵築でずっと見えない夜明けを待つのが辛いと言うのも正直な気持ちである。
「2022年6月から自由往来可能となります」と分かっていれば杵築で待つ手もあるのだけれど当然そんなことは無い。
タイと日本の2拠点生活の為に杵築に来たわけであって、365日杵築に住みたくて移住したわけではないのだから。
海外との自由往来出来る日が見えない。
もしかしたら数年かかるかもしれない。
ならば関空もあって日本で一番住みたい街、大阪へ移住しよう。
そう思った。
僕はここから大阪とタイの2拠点生活を目指して行く。