皆様、こんにちは。
タイ旅を模索してる者です。
僕は九州は大分県杵築市に住んでいる。
「空港から自宅まで公共交通機関利用不可」
今、海外からの帰国者は公共交通機関が利用出来ないことになっている。
2021年10月現在、バンコクと日本を結ぶ直行便は。
成田
羽田
中部
関空
しか飛んでいない。
例えば、帰国時にバンコク⇒成田⇒福岡という乗り継ぎは認めらない。
何故なら成田に降り立った瞬間に「空港から自宅まで公共交通機関利用不可」が適用されてしまうからだ。
行きは良い。
だけど帰りが困るのだ。
成田、羽田、中部、関空、どの空港に降り立っても自力で帰宅するのが難しい。
そこで思いついたのが、福岡空港を飛び立って「海外の空港で乗り継ぎ」してバンコクへ行けば良いのではないのかということだ。
帰りも同じ乗り継ぎで帰って来る。
そうすれば日本最初の到着は福岡空港になるわけなので、そこから大分県へはレンタカーなりで自力で帰って来ることも可能となる。
僕はまず、タイ航空に電話して福岡-バンコク直行便の路線が復活する予定があるのかを聞いた。
その問いに。
「現在フライトの予定が2021年3月まで出ているが、福岡-バンコクは無い」という答えだった。
ガッカリした。
気持ちを切り替えて次に、今、福岡空港から飛んでいる国際線を調べた。
するとシンガポール、ソウル、台北、マニラ。
この4都市に飛んでいるということがわかった。
まず台北とマニラはコロナ禍で乗り継ぎが認められていないはずである。
シンガポールは乗り継ぎが可能。
調べるとシンガポール航空が「福岡⇒シンガポール⇒バンコク」という便を飛ばしている。
「これだ!」と思い航空券代を見ると14.2万という軽ろき眩暈を覚える値が表示されている。
残る希望は韓国の仁川空港のみ。
そもそも、仁川空港はコロナ禍の今、乗り継ぎ可能なのだろうか?
僕は韓国のエアラインのコールセンターに電話した。
ハンチング
福岡から韓国の仁川空港で乗り継ぎしてバンコクへ行きたいのですが、コロナ禍の今、仁川空港でトランジットは可能ですか?
スタッフ
はい。可能です。
ハンチング
何か面倒な手続きとか準備する書類はありますか?
スタッフ
何もありません。
乗り継ぎは90分以上、24時間未満。それだけクリアすればコロナ以前同様にご利用頂けます。
ハンチング
仁川空港にはターミナル1とターミナル2がありますが、移動は可能ですか?
スタッフ
はい。可能です。
ハンチング
因みにトランジットホテルは利用可能ですか?
スタッフ
はい。24時間未満の国際線乗り継ぎであればご利用頂けます。
スタッフ
韓国へ入国するとなると手続きや書類が必要になってしまいますが、トランジットであれば入国には当たりませんので、90分以上、24時間未満の国際線乗り継ぎは、何も問題なく可能ですよ。
これだ。
早速、福岡空港⇒仁川空港(ソウル)⇒バンコクで乗り継ぎを検索する。
アシアナ航空で良さそうな乗り継ぎが出て来た。
他にも、ティーウェイ航空やエアアジアがソウルとバンコクを結んでいて、検索には出てもくるのだが、まあ、こんなご時世なのでLCCは採算見込めぬと判断するとあっさり欠航になりうるので、フルサービスキャリアを選んでおくのが無難かと思う。
日付は適当に選んだのだが、こんな年末年始を挟んだ期間でも航空券代が7万円台ということで、許容範囲内でもある。
福岡空港や大分空港から、一旦、成田や中部や関空へ飛び乗り継ぎをし、そこからバンコクを目指しても似たような値段がするのだから、帰国時の「空港から自宅まで公共交通機関利用不可」を回避出来ることも考えると、九州からバンコクを目指す場合「福岡-仁川(ソウル)-バンコク」は第一候補になりそうである。
行きの乗り継ぎが5時間半もあるのだけれど、確か、仁川空港にはプライオリティーパスで入れるSky Hubラウンジがあったはずなので、待ち時間も案外、食事も含め楽しめるかもしれない。
あぁ、何だかちょっとワクワクして来たなあ。
国内旅行では満たされない僕の好奇心をタイ旅は満たしてくれる。
2年ぶりのタイ旅へ思いを馳せながら、タイ政府の隔離無し入国開始の吉報を待ち侘びている。