皆様、こんにちは。
家賃1万アパート研究家の者です。
大分県杵築市。
日本で一番家賃が安く、別名セミリタイアラーの聖地として知る人ぞ知る有名な街である。
前回は杵築市にある家賃が日本一安いアパートを見て来たことを記事にした。
家賃7千円の大分県杵築市にある日本一安い物件を見て来た。杵築市移住は現地に来て自分の目でしっかり内覧しよう - FIREでタイ移住
今回はその続編。
杵築市=家賃1万の街
と言うほど家賃1万というワードが有名になっているわけだが、6年位前から杵築市の物件を見続けてきて感じるのは「数年前に比べて家賃+管理費が1万を切る物件が少なくなってきている」ということだ。
2017年頃には大分県杵築市の狩宿という地域に家賃1,000円管理費3,700円の総額4,700円という物件も確とあったのだが、その物件はもうない。
いや、物件自体は今もあり、相変わらずの空き部屋も存在している。
しかしその家賃は家賃と管理費合わせて1万を少し超える値が付けられてもいる。
ここ2、3年で杵築市全体の家賃が値上がりしてる印象さえある。
と言っても元が5千円とか8千円とかからの値上げなので、日本一家賃が安い街に変わりはない。
そこで今回は、大分県杵築市に現存するアパート群の中でも最安クラス。
家賃+管理費を合わせて1万未満物件を現地に赴き調べて来た。
だいぶ数は少なくなっては来ているが家賃と管理費合わせて7千円、8千円、9千円という物件はまだ存在している。
では、その物件の住み心地はどうなのか、実際に見て来て感じた事を率直に述べる。
結論から申し上げると、家賃+管理費が1万未満の物件は避けた方が良いと感じた。
例えば、外壁にコケが張り付いてそのままになっている。
駐輪場に雑草が生い茂り停めるスペースさえ見あたらない。
長年置かれたままになってたのだろうか、放置バイクに雑草の蔦が絡まっている。
理由は分からぬが、ベランダに箪笥やら雑貨が出されたままになって荒れ放題の部屋。
築年数が30年近くで建物自体が古めかしい。
立地が山の中で、街灯も少なく夜は真っ暗になる。
等々。
また共通して言えるのは、建物の修繕がほとんどなされていないように見えた。
まあ1万未満の家賃からメンテナンス費用を捻出すること自体が不可能なのだろう。
もちろん、実際に住んでいる方も居るわけだから、住めないことはないのだろうが、色々我慢を強いられる杵築移住は辛いのではないだろうか。
僕のブログを読みに来る読者様の中には、杵築移住を本気で検討してる方もいるだろう。
そして7月の僕と同じように縁もゆかりもなかったこの街に、ちょっとした期待と不安を抱きながら、初めて足を運び部屋探しをすることになるのだろう。
1泊2日なのか、日帰りなのか分からないけれど限られた時間の中で、自分の新居を探す。
その限られた時間の中で、地雷物件を避け、快適な部屋と巡り会えるひとつの方法として「最初から家賃+管理費1万未満の物件は除外する」というのは有効な手段となる。
杵築といえども、管理費や駐車場込みで月1万を切るような物件は、なにかしら理由があると不動産屋の人も言ってた。
— たかっか@55ドライブ🚗ソロ車中泊デミオ🏁🏆😴 (@55drive_takakka) 2021年9月10日
その時に例にあげてたのはシロアリ被害で、建物が多少やられてても「この部屋はまだ大丈夫」というようなところは物件として成立するらしい。 https://t.co/ugP9bSoW7H
杵築市在住のたかっかさんが僕の記事を引用リツーイトしてくれたのだが、安すぎる物件というのはそれなりに問題も内包してる可能性もある。
そういう物件を事前に選択肢から消すというフィルターを掛ける事で、限られた時間の中で理想の部屋と出会える確率が上がるのではないだろうか。
杵築移住を検討する読者様の幸運を祈る。
次回は今回のことを踏まえて「杵築市での部屋探しはこの価格帯を狙え」をお届けする。
関連記事、ハンチングの杵築市部屋探しの旅路シリーズ。
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