皆様、こんにちは。
ハンチングで御座います。
今週、タイ国政府観光庁主催のオンラインタイ旅セミナーに参加した。
タイは2021年7月から隔離無しで外国人観光客を迎えるプーケットサンドボックス、サムイプラスを始めた。
プーケット島とサムイ島。
タイ本土ではなく、島をゲートウェイとして14日間過ごして貰う(その後はタイ全土自由に行動可能)ことで外国からのコロナを封じつつ観光を復興させるプランだ。
僕はこのオンラインセミナーで気になる質問をぶつけてみた。
「プーケットサンドボックス、サムイプラスでタイへ入国した日本人は延べ何人いるのか?」
答えは。
プーケットサンドボックスが70人。
サムイプラスが1人。
やはりそうか。
youtubeでもブログでも、体験記を語る日本人がほとんどいないのは絶対数がすごく少ないからだったのだろう。
そんな中、サムイプラスに参加した日本人の1人が、その体験記をブログに書いてくれている。
詳しくは記事を読んで欲しいのだが、僕が受けた感想としては「想像以上に過酷だな」という印象だ。
まあ、サムイプラスが始まってすぐに利用している記事なので、今現在はもっと改善されているとは思うのだけれど。
プーケットサンドボックスは14日間、島の中であれば自由行動が許されているわけだけど、サムイプラスはそこまで自由度は高くなくて最初の3日間はホテル敷地内から出れない、その後4日~7日は指定されたルートのみ観光が可能となる。
つまりツアーに参加しないと外出不可となっているわけだけど、そのツアー代の値段に腰を抜かしそうになった。
こんなん無理やろ.....
実際、ブログ主もツアー代を見て参加を断念されている。
8日~14日になり、ようやくサムイ島、パンガン島、タオ島までなら自由に外出可能となる。
もしツアー参加を見送れば7日間ホテルの敷地内から出れないわけなので、サムイプラスは案外辛い展開にもなりかねぬプランとなる。
ほかにもっと割安なツアーがあるかもしれないが、瀕死のサムイ島観光業の実情を思うと、まあ、あまり期待出来ない気もする。
サムイプラスは利用しないとして、僕はここである不安が頭をよぎった。
今秋以降に予定されているタイの、他の地域の隔離無し入国プランのことである。
パタヤ・ムーブオン
チャーミング・チェンマイ
ホアヒン・リチャージ
パタヤ、チェンマイ、ホアヒンいずれも島ではなく陸続きの本土の為、プーケットサンドボックスのように「島の中なら自由に過ごしてよいですよ」とは出来ない。
外国人観光客が移動しようと思えば地域を飛び出してしまうことも可能だからだ。
なのでパタヤ、チェンマイ、ホアヒンは「バブアンドシール方式」が採用される可能性が高い。
最初の数日間はホテルの敷地内で過ごして、その後に指定されたルートのみ外出可能。
つまりサムイプラスのようなプランとなる。
せっかくパタヤムーブオンを利用してパタヤ入りしても最初の14日間はツアーでの外出のみとなると、ちょっと辛い。
気ままに街ブラしてダラダラ過ごしたい街なのに。
まさか毎日ツアー参加とか、どうにも気が進まない。
こうやって比較するとプーケットサンドボックスの自由度の高さが輝いて見え始めたりもする。
やはりプーケットサンドボックスを利用して入国するのが無難なのだろうか。
パタヤもチェンマイもホアヒンもまだ詳細が発表されたわけではない。
希望は捨てずに続報を待ちたい。