FIREでタイ移住

2021年5月富士通を退職し2021年8月家賃1万の街、大分県杵築市へ。タイへ移住し日本とタイの2拠点生活目指してます。

【FIREタイ移住】僕がポートフォリオに外国債券を採用しない理由

Bangkok.

皆様、こんにちは。

ハンチングで御座います。

以前、記事でFIREタイ移住を実現させる為のポートフォリオを公開した。

www.takumaga.com

記事を読んで貰えれば分かるが株式と現金を組み合わせた、とてもシンプルなポートフォリオとなっている。

ポートフォリオを作る場合、古くから「株式&債券」という組み合わせこそがセオリーだと一般的に推奨されてきたわけだけど、僕は債券を投資対象から除外している。

今日はその理由について話そうかと思う。

2006年からインデックス投資を続けて今年で15年になる。

その間、債券に投資してこなかったのかというとそんな事は無く、インデックス投資を初めた初期の頃。

具体的に言うと2006年から2009年位までは外国債券インデックスファンドに投資していた。

ベンチマークは「FTSE世界国債インデックス・除く日本・ヘッジなし・円ベース」という今でも外国債券インデックスファンドといえばこれだと言える、もっともポピュラーなファンドだ。

インデックス投資を始めるに当たり、素人なりに本を読んだりして学んだわけだけど、そこには「株式と債券はシーソーの様に逆の動きをするので2つを組み合わせてポートフォリオを作ることが大事」と書かれていた。

株式が下落した場合は、債券が上昇する。

株式が上昇した場合は、債券が下落する。

この逆に動く資産を組み合わせることで、より安定したポートフォリオを築くことが出来ると、そう書いてあった。

ならば、株式と債券を組み合わせよう。

こうして2006年10月。

FIREタイ移住を目指したハンチングポートフォリオは船出した。

リーマンショック!ポートフォリオが崩壊

船出してまだ間もない2008年、リーマンショックが起こった。

株式は雪崩を打ったように暴落。

でも、僕はちゃんと債券にも分散投資していた。

ハンチングポートフォリオは機能するはず。

そう信じていた。

そのリーマンショック時の外国債券インデックスファンドのリターンが以下である。

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外国債券インデックスファンド2008年8月8日から2009年1月26日まで-25.6%下落

外国債券インデックスファンドは2008年8月8日から2009年1月26日の間に、基準価格が16,333円から12,199円となり-25.6%下落した。

株式と比べて値動きが安定していると本に書いてあった債券がたった4ヶ月半の間に1/4消失してしまったのである。

僕はこの時、株式部分はMSCI-KOKUSAIに連動する株式インデックスファンドに投資していた。

では債券と同じ期間、2008年8月8日から2009年1月26日の間にMSCI-KOKUSAIに連動する株式インデックスファンドはどうなったのか振り返ってみる。

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株式インデックスファンド2008年8月8日から2009年1月26日の間に-50.8%下落

株式インデックスファンドは2008年8月8日から2009年1月26日の間に、基準価格が12,765円から6,280円となり-50.8%下落した。

リーマンショックという大きな金融危機に直面し、株式インデックスファンドが下落するのは致し方ない。

だけど、そこで頼みの綱。

株式が下落した時に、それを助ける役目を期待してポートフォリオに加えていた外国債券インデックスファンドまで下落したことで、ハンチングポートフォリオは無残に崩れ落ちた。。。

結句、債券部分を売って、株式を買い増すと言う、リバランスを実行し、株式と債券を元のポートフォリオの比率に戻す作業をすることになるのだけど、そもそも売る対象の債券自体が-25.6%も下落しているのである。

これではリバランス効果もすごく弱くなってしまい、その後の上昇相場にうまく乗る事が出来なかった。

この時に受けたポートフォリオのダメージは深刻で、僕よりも遅くインデックス投資を始めた方達にアーリーリタイアで抜かされる憂き目にあい、自身の目標であったFIREタイ移住が大幅に遅れ2021年までずれ込むこととなる代償を払うこととなった。

何故こんなことになってしまったのか?

債券の為替リスクを軽視した。

理由はこれに尽きる。

債券が-25.6%下落した原因は、円高によって為替差損が生じたからにほかならない。

債券が-25.6%下落した原因を詳しく見ると債券自体、債券単体で見ると実はその間もプラスのリターンを挙げているのである。

この間、ドル円が110円から89円、ユーロ円が167円から114円と大幅な円高が進んだ。

外国債券インデックスファンド(FTSE世界国債インデックス・除く日本・ヘッジなし・円ベース)は米ドル4割、ユーロ4割、その他2割で組成されている。

なのでドル円、ユーロ円に代表される通貨に対して大幅に円高が進むと、深刻なダメージを受ける場合がある。

解決策

同じ過ちを繰り返さない為の解決策。

それは僕のポートフォリオを2つに分けた場合、攻めの株式部分、そして守りの現金と見る事が出来る。

株式は米ドル&ユーロに代表される外貨を中心としたインデックスファンドで構成する。

そして現金は日本円で持つ。

「株式」と「現金or債券」この2つの資産を同じ通貨の籠に入れないということ。

リーマンショックの時を振り返ると、株式も米ドル&ユーロ、債券も米ドル&ユーロ。

だから円高による為替差損を全被弾してしまいポートフォリオが大きく棄損した。

株式を米ドル&ユーロ、現金は日本円。

こうしておけば、リーマンショックで円高に振れて価値が上昇した、無傷の日本円の現金を使ってリバランスすることが出来たはずだ。

まとめ

外国債券を持つと、円安になった時は為替差益が出て儲かる。

ただ、円安で儲かるのは株式でも同様なので、外国株式インデックスファンドへ投資しているのならば、円安への備えは充分であって、むしろ為替リスクの取り過ぎが心配なので、外国株式に加えて、外国債券を持つのは過剰である。

また、世界的に金利低下が進んでいる昨今、外国債券は期待リターンが高いとは言えないのに、リーマンショック時で説明したように、そこそこの大きさの為替リスクがある、これは取ったリスクに対するリターンの割が悪いので、やはり持たなくて良い。

ならば、個人向け国債変動10はどうなのか?

国内債券インデックスファンドはどうなのか?

外国債券インデックスファンド為替ヘッジありは?

この辺も検証済みなので機会があったらまた今度。

最後に2021年バフェットが株主に対して送った手紙を添えておく。

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この記事がアーリーリタイアやFIREタイ移住を目指している方の参考になれば幸いです。

Porter boy