皆様、こんにちは。
ハンチングで御座います。
表題の件、6月23日(水)に自衛隊大規模接種センターであるグランキューブ大阪にて新型コロナワクチン1回目を接種してきた。
ご存じの通り、東京、大阪で実施中の自衛隊大規模接種は接種券さえ手元にあれば全国どこに住んでいても、年齢制限なしで予約可能となっている。
僕の住んでいる自治体では、6月下旬からワクチン接種券が発送されて、7月下旬以降から予約開始となっている。
役場のほうに大阪の自衛隊大規模接種センターで打ちたい希望を伝えたところ、そういう希望を持った市民には早めに接種券を発送するという柔軟な対応を取っているそうで、希望を伝えた翌日には発送して貰えた。
この辺は自治体によって対応は異なると思えるので早めに接種したい方は、住んでいる自治体に要確認して欲しい。
僕の場合、実際手元にワクチン接種券が届いたのが6月20日だったのだけど、その時点で、すでに自衛隊の大規模接種センターは東京も大阪も予約満了で埋まっていた。
だけど、予約画面で何度かリロードを繰り返していると、キャンセルが発生し5分ほどで予約することが出来た。
大規模接種センターは毎日数千人が訪れる会場なので、それなりにキャンセルも出る。なので接種券さえ手元にあれば、マメにリロードを繰り返しさえすれば現状比較的容易に予約が取れるようだ。
当日は、名古屋駅から近鉄で大阪難波へ。
特急ひのとりに初めて乗ったのだけど、車内も新しく、シートもふかふかで快適だった。車窓から流れる風景を楽しみながら大阪難波へ。
会場へは大阪駅、なんば、天王寺からそれぞれ無料バスが出ている。
車内がすごく混んでたら嫌だなあ。
そう思い一時は電車で行こうかとも思ったのだけど、難波の高島屋前から出てるという、そのバス乗り場で行って見ると案外混んでなさそうな雰囲気。
なんばから会場のグランキューブ大阪へ30分毎にバスが走っている。
所用時間30分と書いてあったのだけど、乗り場にいた案内係の自衛官がいうには20分位で着くと言う。
接種予約が14時からなので、13時半のバスに乗ると良いのでしょうか?
その問いに。
昨日は直前になってキャンセルする人が居て接種が時間より前倒しになったので、1本前の13時で行かれてはどうか?
との答。
親切な自衛官の答に素直に従い、13時のバスに乗った。
バスは僕も含め8人乗車している。
20代と思える女性1人、30代女性2人、40代男性1人、50代男性1人、60代女性1人、男性2人、話し声もない静寂なバスは、わずか15分ほどで会場へ到着した。
門をくぐる。
案内係に誘導されまずは簡易的な体温チェック。
それを済ませエスカレーターで、ぐんぐん上に昇る。
受付をする。
ここで整理券を渡されることになる。
待機席へ、自由席となっている。
何人収容できるのか分からないくらい巨大な待機席。
座席には、1席置きに×マークが振ってあり、ソーシャルディスタンスを保てるようになっている。
ここで館内放送を待つ形になる。
10分ほど待っただろうか。
「14時から14時半、整理券Cをお持ちの方、お進みください」
とのアナウンス。
最終受付。
①から⑩まで座席に番号が振ってあり、好きな所に座る、後は前の人が終わったら、同じ番号をまっすぐ進んで行くことで人の流れを管理していた。
ここでは予診票、接種券、本人確認書類を最終チェック。
問題なければ、接種会場へ進んで行くことになる。
最終的な予診票の確認となる。
まずは体温チェック、そして病歴や持病、今飲んでる薬の有無などを聞かれ、問題なければ、いよいよワクチン接種だ。
ちょっと緊張した面持ちで入室。
対応してくれたのは20代と思われる若い女性自衛官だった。
聞き手はどちらですか?
右手です。
では左手に打ちます、左手の力を抜いてダラーンをして下さい。
では、打ちますね。
一瞬だった。
痛みは全くなかった。
あまりに痛みがなくて、拍子抜けしたほどに。
次に、次回の予約する場所へ移動。
7月24日ですが、ご予定は如何でしょうか?
大丈夫です。
ということで2回目の予約も終わった、後は当日来るだけで良いとのこと。
最後に、経過観察。
ここで15分ほど待って、問題なければ、各々自由に帰宅して良い。
僕自身も経過観察中体調に異変は無かったし、周りでは多くの接種者がいたのだけれど、体調を崩している方は1人も見かけなかった。
会場前から、なんば行きの無料バスに乗った。
大阪駅行きバスは満員だったけれど、なんば行きは7割位の乗車で帰りも15分ほどでなんばへ到着した。
最後に感想なぞ
バスに乗って会場であるグランキューブ大阪に到着したのが13時15分。
ワクチン接種して最後の経過観察15分が終了したのが14時14分。
結局、わずか59分で全てが完了した。
自衛隊の大規模接種センターには毎日数千人の接種者が訪れるので、大人数を効率的にさばいてゆくシステムが確立、且つ機能していて、流れる様にとてもスムーズに運用されていた。
会場到着から最後の経過観察まで、動線も完璧に作られていて、時折ニュースで聞く、1日で2度接種してしまう等の間違いはこの会場では起こりえないと感じた。
また、いい歳こいてこんなこと言うのもなんなのだけれど、この会場で働く若い自衛官の方達。
その実直で、懸命に、任務に当たるその姿には、なんだか心を打たれてしまった。
清々しい挨拶から始まり、爽やかな笑顔で来場者に安心感を与えつつ、てきぱきと効率よく任務を遂行する様。
接種後、万が一、体調が崩れたとしても、この会場ならきっと自衛官の皆さんが助けてくれるだろうという安心感が確とあった。
この記事はワクチン接種翌日に書いている。
体調についても触れておくと、懸念していた発熱はなかった。
朝起きて体温を計ったら36.5℃、接種した左腕の腫れも無し、左腕に痛みは無いが、腕を肩より上へ上げ万歳ポーズを取ろうとすると筋肉痛のような感じがある。
ただこれもあまり気になる感じではなく、恐らく数日で取れるくらいのものだと思われる。
接種翌日だけど、とくに気になる副反応も無く普通の生活をしてる感じだ。
心理面については、接種する前とした後では、安心感が違う。
接種したからといってすぐに抗体が出来るわけではないのだけれど、1回目を接種すれば自動的に2回目接種の日程も決まるので、後の計画も立てやすくなる、そういう意味でも安心感を得られると思う。
もう、手元に接種券がある人。
これから接種券が発送される人。
自治体によって差があるとは思うけれど、読者様のなかで、早めにワクチン接種希望される方がいるのならば、東京、大阪で実施している自衛隊の大規模接種を候補の一つとしていれてみてはどうだろうか。
繰り返しになるけれど、1日の接種人数も数千人規模の会場なので、裏を返すとキャンセル空きも出やすい。
予約画面でマメにリロードを繰り返していると、思いがけない早さでワクチン接種が出来る可能性がある。今回の僕の場合は6月20日に予約を試みて3日後には予約が完了した。
最後に自衛隊の大規模接種の予約サイトを張っておく。
この記事が読者様の参考になれば幸いです。