皆様、こんにちは。
ハンチングで御座います。
2021年5月に長年勤めた会社を退職しFIREタイ移住をめざしている。
「退職させて頂きます」
そう会社へ伝えるまであと3日。
退職の一ヶ月前まで、その意思を会社へ伝えるのが遅くなってしまった。
サラリーマンのあるべき姿からすれば、もうちょっと早く伝えるべきなのかもしれない。
ここまで遅くなった理由なのだけど、正直にいうと。
「早期退職の募集があることを期待していた」にほかならない。
例えば会社へ対して僕の方から、2021年3月に退職したいと伝えたとする。
その後2021年4月に早期退職募集があったとしたら、それは割増退職金を取り損ねたことを意味するわけで、そんな事態に遭遇したら卒倒してしまう。
だから退職を伝える時期をギリギリまで引き延ばしていた。
なんて自分勝手なと思う方もいるかもしれない。
だけど、僕はこの会社に勤めてる間に2度ほど大規模リストラを見て来た。
1度目はリーマンショックのあとの2009年。
会社が突然、人員削減すると発表。
2009年7月にリストラ面談。
2009年12月に対象者退職。
この5ヶ月の間になにが起きたかというと、リストラ対象に選ばれてしまった人達が仕事への意欲を無くし会社を欠勤しだしたのだった。
中には全く来なくなった人もいた。
2度目は2013年。
会社が突然、人員削減すると発表。
2013年4月リストラ面談。
2013年6月に対象者退職。
この間2ヶ月。
何度か従業員をリストラする中で会社も学んだのだろう。
従業員にギリギリに通告し、考える時間を与えてはいけない事を。
僕はこの会社の姿勢の変化を真近で見てきた。
なので、やり返すわけではないのだけれど、社員のほうで過剰に会社へ気を遣う必要はないのかなと考えている。
気を遣った結果、割増退職金を逃すほうが悲劇だ。
だけど、世の中には割増退職金を得たタイミングでFIREを達成される人もいる。
僕はインデックス投資家で早期退職募集に手を挙げ、そのタイミングでFIREを達成した方を2人知っている。
自分が「そろそろ会社辞めてFIREしようか」と思ってるタイミングで割増退職金を貰って早期退職だなんて。
そんなの宝くじに当たったようなものではありませんか。
ずるい。。。
そんな僕も。
あと3日で退職の意志を会社へ伝える時が迫って来ている。
そして。
僕の「リストラ宝くじ」は限りなくハズレに近づいている。
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