皆様、こんにちはー。
金融庁と個人投資家の意見交換会in名古屋。
参加して参りました。
会場は栄にある名古屋証券取引所ビルの会議室。
会場には本日、説明してくださる金融庁の方、外部から招いた証券業界の方、メディアの取材・撮影の方、そして私を含め名古屋近隣から集まった一般の個人投資家の皆様が35名。
満員御礼です。
机の上にはつみたてNISAの詳しい概要をA4サイズの紙10枚に纏めた資料と「つみたてNISA早わかりガイドブック」がおいてあった。
イベント開始前の会場の風景
当日、お仕事が休日だった私はイベント開始30分前に会場到着。
思いがけず一番乗りとなってしまいました。
するとそこへ金融庁のiさんがいらっしゃったのでご挨拶。
2017年4月に東京で行われた「第1回つみたてNISA説明会」に参加した際に名刺交換させて頂いてたのと、本日の名古屋開催参加者募集にあたり、最終的には満員御礼だったのですが、募集当初は、初めての地方開催と言う事もあり、出だしが鈍かったようで、iさんから「参加者募集のお声がけをして欲しい」と言う、わたくしの様な弱小ブロガーに鬼気迫る直メが届いた経緯もありご丁寧に挨拶をして頂きました。
誠に恐縮です。
iさん「今日の質疑応答1時間たっぷり取ってます。誰も手を挙げないかもなので、たくまさんが積極的に手を挙げて下さい‼」
と言う、ドスの効いた声ありがたくも重たい圧力を頂戴し席に着く。
まずは金融庁から、資料を基につみたてNISAについての説明が30分。
その後、質疑応答が1時間ありました。
名古屋での質疑応答は参加者が次から次へと手を挙げするどい質問が連発。
金融庁iさんの不安を吹き飛ばすほど、熱気のあるものとなりました。
代表的な質疑応答は以下の通り。
Q> 「一般NISA」から「つみたてNISA」に変更する場合であっても、既に「一般NISA」で保有して いる商品については、最長5年間はそのまま非課税で保有可能で、売却益も非課税です。
と資料に書いてあるが、来年からつみたてNISAを選択した場合、今現在保有してる一般NISAはロールオーバー不可なのか?
A>ロールオーバーは不可。売却か課税口座へ移動となる。
Q>つみたてNISAは、これから資産運用を始めたいと言う初心者をターゲットにした制度と伺ったが今日のイベントに参加してる方達はすでに投資を初めている人が大半だ。今後、つみたてNISAと初心者への結び付けはどのように考えているか?
A>今後もこのようなイベントを東京はもちろん地方にも展開して行く。最近では一般企業も社員への投資教育をしたいというお話も聞いてる。また参加した方々にブログやSNSを通じて情報発信して頂きたい。
Q>つみたてNISAは良い制度だが、資産運用において大事なリバランスを考えた場合少し使いにくい側面がある。idecoのようなスイッチング機能は考えてないか?
A>制度が始まってすぐにはリバランスは必要が無いと思うが将来的にはスイッチング機能は検討している。
Q>つみたてNISAの恒久化は出来ないのか?
A>金融庁としても出来ればそうしたい。なので皆さんからも是非声を上げて欲しい。
フォトセッション
懇談会
会場を移して栄のItalian&Spanish LEOR(レオール)で金融庁の皆様、有識者の方々、私を含めた一般参加者総勢30名近い参加。大いに盛り上がりました。
お酒を飲みながらイタリアンに舌鼓。
私の横で名古屋インデックス投資ブロガーのトップランナーちんあおさんが、日ごろの社畜の恨みを晴らすかの様な、とてつもないペースでゴクゴクとビールを、自身に体内へ流し込み続ける姿に絶句。
↓抜群の文章力で今回のレポートもアップしてくれると思うので要チェック
懇談会では、このような機会がなければお会いする事が出来ない、名古屋のインデックス投資家の皆様とお話し出来ました。
名古屋はインデックス投資、不毛の地かと思ってたのですがこんなにも熱い皆様が存在するとは。
金融庁の皆様も、その肩書とは裏腹に気さくな方ばかりでした。
金融庁には「金融知識普及係」と言う課があるようで、係長Oさん(←金融素敵女子)は今年の7月に全くの別畑から「金融知識普及係」に移動されて来たそうなのですが、たった2ヶ月半にして、つみたてNISAはもちろんほぼ完璧なマネーリテラシーを兼ね備えておられて地頭の強さに感嘆しました。
また、金融庁として、つみたてNISAをこれから国民に普及させて行く側のお話を色々伺った。
その難しさ、なかなか表に出せない葛藤と戦っているようだ。
そんな一面を垣間見ることが出来た。
↓とうしくんとハンチングたくま
最後に、名古屋での開催を決断して頂いた、金融庁の皆様、有識者の皆様、一般参加者の皆様、本当にありがとうございました。
↓ゆ~ていさんの記事
金融庁と個人投資家との意見交換会@名古屋に潜り込んできました! | 81年生まれが投資による資産運用を真剣に考える
↓当日は日本経済新聞の取材も入ってました。