インデックス投資でアーリーリタイア

2021年長年勤めた会社を40代でアーリーリタイア。大阪を拠点によしもとお笑いライブ観覧と阪神タイガース応援と旅中心ライフ。インデックス投資歴18年目。

phaさん『ひきこもらない』読んでウェルビー名古屋今池に行ってきた

皆様、こんにちは。

ハンチングたくまで御座います。

phaさんの『ひきこもらない』で紹介されてたウェルビー名古屋今池に行って来ました。

 『ひきこもらない』では栄店が紹介されてましたが、phaさんのブログで後に栄店より今池のほうが好きと書いてあったので今池に来てみた。

なんでもここのサウナは最高と言うお話。

pha.hateblo.jp

 

正直、言おう。

わたくし実はサウナが苦手。

いまいちサウナの良さと言うものを理解できてない。

ですので家から近い名古屋近隣に住んでるにも関わらず、本を読んだ後も中々行けずにいた。

お昼過ぎに入店。

ウェルビーのシステムがいまいちよくわかってないまま来てしまったが、フロントでそのことを告げると色々教えて頂いた。

2570円払うと、朝の6時から深夜2時まで、最長20時間滞在して良いらしい。

一泊する場合は4200円ほど、朝食付き。

 

ウェルビーと言う初めての異空間に若干ドキドキしてしまう。

さっそくガウンに着替えサウナとお風呂エリアへ侵入。

屋内にはお風呂が3種類あった。

熱めの風呂。

ジェットバス。

四季の風呂。

中でも四季の風呂は目を見張った。お湯が紫色をしていた。

花のアサガオのエキスを注入してるらしく入るとほのかにアサガオの香りが漂う。お湯も、ぬるめで長時間入れてリラックス効果がある。

屋外に出てみた。

今池店は露天風呂があるのだ。

お風呂は2種類。それと岩盤浴が4つ。

岐阜から輸送した温泉を使った露天風呂。

それとツボ湯。

個人的にはツボ湯が良かった。

ツボ湯とは文字通り、一人だけ入れる大きさのツボ。

一見、五右衛門風呂を彷彿とさせる外見。

そこにお湯が並々と張られている。

浸かってみると『ザッパァー』とお湯が気持ち良いほどにツボから溢れかえる。

誰にも邪魔されない一人だけの空間と心地よい外気温。

その後、岩盤浴でクールダウン。

 

お風呂は堪能した。

さぁ、そろそろ苦手のサウナへ行ってみようか。

意を決してサウナへ侵入。

 

ううぅ。。。

暑い。

熱い。

出たい。

 

とりあえずなんとか5分我慢した。

ノックダウン寸前のボクサーのようによろめきながらサウナを這い出る。

 

次は水風呂だ。

ビビりながらつま先を、そーっと入水。

 

ぐぬぬぬぬ。

冷たい。

 

ふとももまで入水。

 

うおおおぉ。

死ぬ。

これ本当に体に良いのか?

心臓止まるんじゃないか?

 

とりあえず水風呂から退散。

椅子に座ってクールダウンだ。

 

しばらくすると館内放送が流れた。

『15時よりサウナヨガを開始します』

 

何だ、何なんだサウナヨガとは?

根性は無いが好奇心だけは旺盛なわたくし。

先程サウナに完敗した直後にも関わらず参加することにした。

参加者は10人ほど、見事なまでに全員おっさんだ。

 

するとヨガトレーナーのお姉さんが登場し、サウナ室内でヨガが始まった。

『はい、それでは右手を挙げてそのまま体を左にゆっくりひねって下さい』

お姉さんの指示に素直に従う、10人のおっさん達。

8分ほどのエクササイズが終了するとどこからともなく拍手が沸き起こる。

 

何だ?

何なんだ、この一体感は。

 

じっくり汗をかいた後、ふと周囲を見回すと、水風呂が2種類ある事に気づく。

少しだけ水温を上げた、ソフト水風呂があるではないか。

 

恐る恐る腰まで浸かって心臓にしっかり水を手でかけた後、思い切って入水。

 

うおぉぉぉ。

気持ちいい‼‼‼‼!

 

これか。

これだったのか。

サウナとは、水風呂までのフローを含めてサウナだったのか。

いままでは、サウナに入って体をグリルしただけで、ただただ苦しいと言うイメージしかなかった。

サウナで火照った体を水風呂で冷やすそれがこんなに気持ち良いものだったのか。

 

そうこうしてるうちにまたもや館内放送。

『16時よりロウリュウを開始致します』

 

サウナ室で待っていると、黒いTシャツのお兄さんが入って来た。

そのTシャツの背中には「熱波」と力強い文字が書かれている。

 

『只今よりロウリュウを始めさせて頂きます。まずアロマ水をサウナストーブへかけて行きます。本日のアロマ水はヒノキです。香りもお楽しみください。尚、蒸気が発生するため体感温度は上がりますが室温は変わりませんのでご安心下さい』

 

お兄さんが桶でアロマ水をすくいゆっくりとサウナストーブ上部の焼き石にかけてゆく。

『ジュワァーー』

石が熱されているため、一瞬でアロマ水が蒸発してゆく。

4回ほどアロマ水を掛けた辺りから体感温度が上昇してきた。

サウナ室内が暑い。

異常に熱い。

室内のお客にはどうやら、わたくしと同様、ロウリュウ初体験のお客さんもいらっしゃる模様。

 

これ辛い。。

ウウゥゥ。。

グウゥゥ。。

 

声にならない声があちこちから漏れる。

そしてわたくしも、情けない声が漏れてしまう。

 

お兄さんがタオルを振り回して蒸気を拡散させる。

更に体感温度が上昇。

 

もう20度は室温が上昇した体感。

お兄さんが言ってた室温が変わらないって嘘なんじゃないのか?

肌が熱く焼ける感覚と頭上から激しい熱さが体中に降り注ぐ。

苦しい。。

人生史上最大の汗が滴り落ちる。

 

『それでは熱波をやらせて頂きます』

 

お兄さんが持っていたバスタオルで思いっきり風を送る。

バン、バン、バン。

 

うぉぉぉぉ。

まるでカメハメ波でもくらったかの様な衝撃が体に突き刺さる。

 

サウナ室には20人のおっさんが集結していたがその全員に熱波を送りロウリュウが終了。

どこからともなく拍手が起こり、サウナ室に不思議な一体感が生まれる。

 

サウナを出た後は、冷凍室に入ってみた。

室温は-5℃。

壁は凍っていてその壁には、北海道上富良野産にヴィヒタ(白樺の小枝)がぶらさがっていた。

そのヴィヒタがとても良い香りを部屋中に発散している。

目を閉じると富良野で森林浴でもしてるかのようだ。

 

気持ちいい。。。

 

phaさんお勧めの『からふろ』一人用の畳で出来たサウナにも挑戦した。

1畳ほどのお部屋。

アロマ水を石に掛けたら、体感温度が死ぬほど上がった。

扉をしめた。

部屋が真っ暗になった。

怖い。怖すぎる。

退出。

サウナ初心者にはレベルが高すぎたようだ。

まぁいいや。

からふろは置いておいて、ラウンジルームへ。

漫画が一杯置いてあったので『サ道』や『3月のライオン』を読んだりして過ごす。

それとリクライニングシートの一つ一つにテレビがついてるので高校野球を見ながらダラダラする。

 

お風呂やサウナに入れて漫画まで読める、地下にはインターネットブースまであった。

ウェルビーは漫画喫茶にサウナとお風呂がついている、おっさんの楽園だった。

 

気づいたらお昼に入店し夜の8時まで長居してしまった。

 

帰り道。

今池には名古屋のソウルフード味仙本店がある。

台湾ラーメンと手羽先を頂く。

味仙といえば台湾ラーメンが有名。

だけどわたくしのお勧めは手羽先だ。

ピリ辛で絶品。

 

ウェルビー今池に来る機会があるかたは、味仙本店とセットで楽しむことをお勧めしたい