2006年10月。
ドキドキしていた。
人生初の投資信託の購入である。
ぎこちない足取りで荘内銀行仙台支店へ入店。
たくま あの、投資信託を買いたいのですが、、、
銀行員 はい、ではあちらの席へ。
通されたのは通常の銀行窓口とは違い仕切りで囲まれた資産運用専門的なスペース。
人生史上初めて足を踏み入れる特別な場所になんだか妙な高揚感。
銀行員 本日はどの様な商品をお探しですか?
たくま ノムラ 日米REITファンド(毎月分配型) 購入手数料3.15% 信託報酬1.62% これを買いたいです!
銀行員 いくらお買い求めですか?
たくま 1万円、、、、い、いや10万円お願いします!
わたくし自身、アホなりに投資信託本を読んでこの日を迎えている。
投資信託は1万円から購入出来る事は知っていた。
では何故に「10万円」と口走ってしまったのか?
それは遠方から仙台まで遠路はるばる来店してるのに最低購入価格の「1万円だけ下さい」と言うのがなぜかとても恥ずかしいと思ってしまったからに他ならない。
今になって振り返れば「そんな事気にする必要なし」と思うのだが、投資信託レベル0の当時のわたくしは何故か恥ずかしいと感じてしまい10万円購入。
わたくしが初めて購入した投資信託。
ノムラ 日米REITファンド(毎月分配型) 購入手数料3.15% 信託報酬1.62%
高コスト。
毎月分配。
アクティブファンド。
インデックス投資家と謳っておいてアクティブファンドを買ってると言う突っ込みはこの際、無視するとして、これが私の資産運用デビュー。
これが投資信託の知識が無い人が歩んでしまう典型的な一例なのかもしれない。
●資産と借金、2006年34歳
貯金 800万
借金 0